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上岡龍太郎さんの『形見分けの手紙』にネットざわつく 「イメージと違いすぎる!」「まさに粋」

grape [グレイプ]

2023年6月2日、元タレントの上岡龍太郎さんが同年5月19日に亡くなっていたことが分かりました。

横山ノックさん、横山フックさんとのお笑いトリオ『漫画トリオ』で活躍するほか、長けた話術を生かしてさまざまなテレビ番組に出演していた、上岡さん。

中でも、1988~2000年にレギュラー出演したバラエティ番組『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送テレビ)での司会は、関西在住の人を中心に多くの人から人気を博しました。

桂小枝、上岡龍太郎さんから渡された『形見分けの手紙』を公開

翌3日、落語家の桂小枝(かつら・こえだ)さんがSNSを更新。

桂さんは、かつて『探偵!ナイトスクープ』で上岡さんとレギュラーとして共演しており、逝去が明かされた日は、うっかりコップを落として割ってしまったといいます。

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共演を経て、生前の上岡さんと交友関係があった桂さん。その仲は、上岡さんから形見分けをされるほどだったのだとか。

本来、形見分けは故人が生前に愛用していた物を親しい人に渡す行為を指しますが、芸能界の引退が上岡さんにとっての『人生のひと段落』だったのでしょう。

桂さんは、上岡さんが芸能活動を引退する直前にくれたという、直筆の手紙を公開しました。

丸みを帯び、丁寧な字でつづられた、桂さんへのメッセージ。

上岡さんは引退をする前から、形見分けとして大切なのれんを桂さんに贈ることを約束していたのだとか。

手紙に添えられたのは、歌集『万葉集』に掲載されている、狭野茅上娘子(さののちがみおとめ)の歌。女性が「再び会う日までの形見としてほしい」という想いを込め、縫った衣を贈る一首です。

本来であれば、上岡さんと桂さん以外は目にすることがなかった、形見分けのメッセージ。貴重な手紙の公開に、多くの人から反響が上がっています。

・なんという家宝!万葉集の一首を手紙に添えるだなんて、まさに粋だ…。

・上岡さんがこんなにもかわいらしい字を書くことに衝撃!イメージと違いすぎる!

・「いつかまた会いましょう」という気持ちのこもった手紙に、涙…。

手紙を通して、『上岡龍太郎という人』について多くの人が知り、その姿に改めて尊敬の念を抱いたようです。


[文・構成/grape編集部]

出典 @koedanokai2014
 
   

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