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霞柱・時透無一郎が背負う、壮絶な過去…「鬼滅の刃」柱たちの経歴を振り返る

MOVIE WALKER PRESS

竈門炭治郎たちの新たな物語を描く『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』(毎週日曜23時15分~)の第9話が、本日放送される。第8話では、遂に鬼殺隊最強の剣士「柱」の1人、霞柱の時透無一郎の悲しい過去が描かれた。そこで今回は、無一郎を含め、これまでに登場してきた柱の剣士たちの過去もこの機会に振り返ってみよう。

※これまでに放送された物語の核心に触れる記述を含みます。未見の方はご注意ください。

アニメ「鬼滅の刃」の原作は、集英社ジャンプ コミックス1巻~23巻で累計発行部数1億5000万部を突破した吾峠呼世晴による漫画作品。アニメ「鬼滅の刃」は、2019年4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』の放送を開始、2020年10月には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を公開、2021年から2022年にかけて、『テレビアニメ「鬼滅の刃」 無限列車編』『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』を放送、配信。さらに、「遊郭編」から「刀鍛冶の里編」へと繋がるアニメ「鬼滅の刃」の新たな挑戦として、『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』(23)を上映し、『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』へとつなげた。

■悩みや悲惨な過去を抱える、最強の剣士たち

これまで炭治郎とともに過酷な鬼との戦いに身を投じてきた柱たちは、それぞれに悩みや暗い過去を抱えているキャラクターだった。炎柱の煉獄杏寿郎は、父の槇寿郎(しんじゅうろう)が元炎柱という、剣士としては恵まれた家系の長男。しかし、ある日突然剣士を辞めて以降は、酒浸りの生活で情熱を失ってしまった父から剣技の指南を受けることはなかった。しかし杏寿郎は、幼いころに病気で亡くしてしまった母の言葉や、自分の努力により炎柱になる。

音柱の宇髄天元は、忍びの子孫だったが、一族が衰退していく危機感を感じた父親から、厳しい過酷な訓練を課されることに。しかしそんな「父のような人間にはなりたくない」との想いから、3人の妻とともに里を抜け、鬼殺隊という道を歩むことになった。「俺はいつか地獄に落ちる」と語っている宇髄からも、忍びとして、想像を絶する試練や任務に身を置いてきたことがわかる。煉獄や宇髄も、最も近い存在であるはずの家族のなかで葛藤を抱えながら鬼殺隊最強の剣士、柱として歩んできたのだ。

■記憶の奥深くに閉ざされた、時透無一郎の悲しい過去

そして、第8話で語られたのが、時透無一郎の過去だ。それまで、記憶を失ったようにどこか遠くを見るような目をしていた彼にも、煉獄や宇髄と同じく家族との物語があった。

かつて、両親と双子の兄、有一郎の4人で暮らしていたが、ある日母が病に侵され、父はその母のために嵐のなか、薬草を取りに行ったきり戻らず、2人を同時に亡くしてしまう。そして唯一の家族である有一郎も、無一郎にきつく当たるような生活のなかで、さらなる悲劇が無一郎を襲う。

2人で眠っていた夜に鬼の襲撃を受けた際、有一郎が身を挺して無一郎を守ったことで深い傷を負うことに。この極限状況で、我を忘れて鬼に抵抗した無一郎は、なんとか撃退するものの、有一郎の命は助からなかった。しかしその後、産屋敷家の援助の元、剣士を目指すこととなる。宇髄も以前「刀を握って2か月で柱になるようなやつ」と無一郎を表現していたが、その剣の実力は本物だ。

そして、「人のためにすることは結局、巡り巡って自分のために」という炭治郎の言葉に、心優しく人のために尽くしてきた父の姿を重ねた無一郎は、それをきっかけに自らの記憶を呼び覚まし、上弦の伍、玉壺との戦いに挑んでいくことになる。戦いのさなか無一郎の頬に出現した痣はいったいなんなのだろうか。今後の2人の活躍にますます目が離せない。

文/山崎伸子

※煉獄杏寿郎の「煉」の漢字は「火+東」が正式表記
 
   

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