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岡崎体育、『どうする家康』岡田准一とのシーンは「失礼になるように心がけました(笑)」

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『どうする家康』写真提供=NHK

 毎週日曜日に放送されているNHK大河ドラマ『どうする家康』出演の岡崎体育よりコメントが寄せられた。

参考:當真あみ、『どうする家康』松本潤&有村架純から学んだ役への姿勢 「追求心を見習って」

 本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当する。

 岡崎が演じたのは、普段はやる気も勇気もない奥平家の地侍・鳥居強右衛門。岡崎は、「“ろくでなし”強右衛門をどんな風に演じられるだろうというわくわく感でいっぱい」だったとオファーが届いたときの心境を振り返る。信長とのシーンについては、「信長は心のテリトリーに踏み込んでくる人を好きになるところがあるのかなと思っているので、意識的に無礼に振る舞おうというのは決めていました。岡田准一さんも『つかみかかってきても良い。失礼とか全く気にしなくて良いから』と言って下さっていたので、出来るだけ失礼になるように心がけました(笑)」と撮影の裏側を明かした。

●岡崎体育(鳥居強右衛門役)コメント
・鳥居強右衛門という人物は知っていたか
役を頂くまで存じ上げませんでしたが、出演が発表された後、親しいバンドマンの友人から「鳥居強右衛門のファンだ」と連絡をもらいました。身近にいるということは、日本中に強右衛門のことを好きな方がいらっしゃるのだろうと思い、身の引き締まる思いでした。NHKから文献を借りて読んだり、自分なりに調べたりして、徐々に人物像を理解していきましたが、強右衛門のファンの方や末裔の方に恥じないようにというプレッシャーも感じつつも、今回の作品で描かれる“ろくでなし”強右衛門をどんな風に演じられるだろうというわくわく感でいっぱいでした。

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・第21回の台本を読んで
様々な文献を読んでいくと強右衛門の人物像としては「殿のために男らしく死んでいく」というのが共通項だったので、台本にある「ろくでなし」というキャラクター設定は今作ならではなのかなと思いました。そして、第21回で登場してすぐ死ぬんだというのは驚きました(笑)。一夜限りの登場だからこそ、自分の芝居でどう強右衛門の存在感を出せるのかというのは楽しみでした。一番の見せ場であるラストシーン、仲間に対して「徳川様はすぐに参られる」と伝え、武田勢に磔にされる場面は、ろくでなしの強右衛門なのに、そんな自分ですら大切に思ってくれる殿や亀姫のために行動したいという純粋な気持ちからうまれたものだと思います。セリフは多くありませんでしたが、息づかいや眼球の動き、佇まいで強右衛門の葛藤を表現するのは興味深く、やりがいあるシーンでした。

・信長とのシーンについて
史実では、信長は鳥居強右衛門のことをすごく気に入って、磔で亡くなった後も信長がお墓を立てたのだそうです。信長は心のテリトリーに踏み込んでくる人を好きになるところがあるのかなと思っているので、意識的に無礼に振る舞おうというのは決めていました。岡田准一さんも「つかみかかってきても良い。失礼とか全く気にしなくて良いから」と言って下さっていたので、出来るだけ失礼になるように心がけました(笑)。

・演じるにあたって、特に意識したこと
今回のドラマで描く強右衛門は泥まみれで清潔感のないキャラ設定ですので、セリフを話すときに不自然に眉間にシワを寄せたり歯を剥き出して笑ったりと台本に描かれていない野生感を意識しました。不快感と愛されキャラの両立はとても難しいですが、お芝居は難しいほど楽しいのでやりがいがありました。

・実際に演じて
ぶっきらぼうで不器用なイメージもありましたが、実際に演じてみて感じたことが一つありました。「強さ」とは武功や腕力ではなく、仲間を守りたいという思いが苦しさや痛みを凌駕したときに生まれるものだということです。彼の人生にはその強さがありました。

(文=リアルサウンド編集部)

 
   

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