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人気コミックの実写版とは相性が微妙だった新田真剣佑

リアルライブ

 車田正美の名作漫画を新田真剣佑主演でハリウッドが実写化した『聖闘士星矢 The Beginning』が、4月28日に公開されたが大コケしてしまった。

 全国323館での大規模公開となったが、4月28日~30日の『国内映画ランキング』(興行通信社調べ)では初登場8位で、翌週の5月5日~7日の同ランキングでは、2週目にしてトップ10圏外となった。

 「公開以後、全国の公開館では閑古鳥が鳴いていた。日本人キャストは新田のみで、新田は極限まで肉体を鍛え上げて撮影に臨み、日本での凱旋イベントに出席したが、満足にPR活動が行えたとは言えない状態。そうなったのも、国際手配され逮捕状が出ている前参院議員のガーシーこと東谷義和容疑者から、昨年の春に金と女性にまつわるスキャンダルを暴露され、今年1月に新田は結婚を発表したものの、テレビ各局を始め、関係各所が新田のプロモーション活動にあまり協力的ではなかった。その結果、興行収入は5億円にも届かなかった」(映画業界関係者)

 ​>>2度の大きなスキャンダルで不満つのらせたか 新田真剣佑、日本の芸能界は窮屈過ぎた?<<​​​

 もともと米・ロサンゼルスで暮らしていた新田だが、来日して本格的に芸能活動をスタートさせ、一躍その名が知れ渡ったのが、広瀬すず主演で2016年から18年まで3作画公開され、いずれもヒットした、人気コミックを実写化した『ちはやふる』シリーズだった。

 以後、『ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない 第一章』(17年)、『東京喰種 トーキョーグール【S】』(19年)、『ブレイブ-群青戦記-』(21年)、『鋼の錬金術師』シリーズ(22年)など、次々に人気コミックの実写化作品に主演や出演を果たしているが、相性は微妙だったようだ。

 「『ジョジョ』は大コケして第二章の製作が白紙となり、『グール』は第一作と比較して全く話題にならず。『ブレイブ』は原作がそこまでメジャーではなかったので集客に苦戦した。『鋼』シリーズは大コケしたうえ、ガーシー容疑者の暴露が原因で全くPRイベントに呼ばれなかった。以前はとにかくオファーを受けまくっていたが、ハリウッド進出をめざして海を渡った今は、さすがによく考えてからオファーを受けるだろう」(芸能記者)

 そして、今年の12月には、主要キャストの1人であるゾロ役で出演する世界的人気コミックを実写化した『ONE PIECE』が、Netflixで配信予定。

 ヒットは約束されたようなものだが、新田の評価やいかに。
 
   

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