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900年後の南極大陸を一人の子供が旅するサバイバルADV『南極計画』―見たことのないシチュエーションをゲームに落とし込みたい【開発者インタビュー】

Game*Spark

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする「注目インディーミニ問答」。今回は、PC向けにSteamで配信予定であるサバイバルアドベンチャー『南極計画(Nova Antarctica)』を手掛ける、東京に拠点を置くゲームクリエイターチームRexLaboへのインタビューをお届けします。

本作は、戦争やパンデミックにより人口が減少し異常気象に見舞われている900年後の南極大陸を、一人の子供が旅するサバイバルアドベンチャーです。一匹狼、子ペンギン、レッサーパンダといった動物たちと出会ったり、資源を採取してクラフトしたりしながら、過酷な南極を生き抜いていきます。

なお、本インタビューは5月20日~21日に放送されたインディーゲーム紹介番組「INDIE Live Expo 2023」に出展したデベロッパーの中から、編集部が注目したデベロッパーにメールで質問し回答を得たものです。


――最初に、ご担当者様またはRexLaboについての自己紹介をお願いします。ゲーム開発を始めたきっかけについてもお聞かせください。

Hayashi東京でインディーゲーム開発をしているRexLaboのディレクターHayashiです。2022年の中旬から本格的な開発を行っています。

――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?

Hayashiこのゲームの特徴は特殊なシチュエーションと、動物との関係、物語の分岐、にあると思います。

一つ目は特殊なシチュエーションで、「900年後の南極大陸を子供が一人で冒険する」という内容です。子供であるが故に様々な工夫が必要となります。遠い未来の様々な道具を駆使して、アドベンチャーゲームとして楽しめるよう設計を行いました。

二つ目は動物の関係についてです。現時点で、南極の陸上には一部のペンギンや鳥しか存在しませんが、遠い未来となる本企画では狼、ゾウ、シカなど様々な動物が生息しています。何故そうなっているのかについては理由があるのですが、ここでは伏せます。

主人公は冒険の途中で、それらの動物達と出会うことがあります。動物達の課題を解決してあげることで、物語が分岐し、時には主人公を助けてくれることがあります。また、一部の動物(ペンギン、オオカミ)を除き、動物を助けなくても物語は進行します。

三つ目は物語の分岐についてです。動物の救助の他に、特定の建物を修理する、特定の場所にいく、など様々な要素によって、ステージやエンディングが変化する場合があります。特徴的なのは、選択肢などが一切存在しないことです。

アイディアは、ゲームとして見た時に存在しないシチュエーションを考えていたところ、今の形に辿り着きました。また、もともと南極に不気味な魅力を感じていたので、今回制作を開始できたことはすごく嬉しいです。

――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?

Hayashi『The Long Dark』に大きな影響を受けています。『The Long Dark』のような本格的なサバイバル要素は導入しておりませんが、気温や気象との戦いの参考にしました。

――本作はどのようなゲーマーに遊んでもらいたいと考えていますか?

Hayashiアドベンチャーゲームが好きなゲーマーや簡単なパズルをしたいゲーマー、文字がほとんど登場しないので世界中の多種多様な言語の方々。また、ゲームの暴力表現が苦手な人、南極大陸のオカルトチックな話に興味のある方、そういった人たちに遊んでいただきたいです。

――本作品や、デベロッパーとしての今後の展開についてお聞かせください。

Hayashi今後もありそうでなかったシチュエーションを企画し、それを最大限楽しめるようなシステムでゲームを制作していきたいです。

――最後に、本作のファンや読者に向けてメッセージをお願いします。

Hayashi南極の旅が辛く楽しいものとなるよう、しっかりと仕上げていきたいと思います。ありがとうございます。


Game*Sparkでは他にも多数の「INDIE Live Expo 2023」参加デベロッパーやパブリッシャーにミニインタビューを実施しています。その他の記事はこちらからご覧ください。


 
   

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