アメリカのバイデン大統領は、連邦政府の債務上限を停止する法案に署名しました。法案は成立し、債務不履行は回避されました。
【映像】法案に署名するバイデン大統領
バイデン大統領は3日、Twitterに議会が可決した法案に署名する動画を載せ、社会保障など政権が重視する内容は守りつつ「史上初の債務不履行を防ぐための超党派の合意案だ」と強調しました。
署名を経て成立した「財務責任法」には、今後2年間の政府の歳出額に上限を設けることなどを条件に、債務上限を2025年1月まで停止することが盛り込まれています。連邦政府の資金が行き詰る期限まで残り2日という土壇場で、アメリカ史上初の債務不履行の危機は回避されました。(ANNニュース)