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BTS ジョングク「NIGHT DANCER」、NCT ロンジュン「なんでもないや」……日本語カバーで発揮される言語を超えた歌声

Real Sound

「Dreamers」

 この数カ月ほど、K-POPアーティストによる日本のアーティストの楽曲カバーが話題を呼んでいる。直近では5月25日、BTSのJUNG KOOKがWeverse Liveにて、韓国の各種バイラルチャートにランクインして注目を集めているimase「NIGHT DANCER」を生歌で披露。洗練されたビートとサウンドの中で、JUNG KOOKが甘く魅力的な歌声を響かせたことで大きな話題を集めた。

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 JUNG KOOKに限らず、K-POPシーンでは度々、日本語の楽曲がカバーされている。そこで今回、直近に日本語楽曲をカバーして話題になったBTS・JUNG KOOK、NCT・RENJUN(ロンジュン)、ASTRO YOON SAN-HA(ユンサナ)の3人について、その歌声の魅力も含めて紹介していきたい。

■BTS・JUNG KOOK「NIGHT DANCER」(imase)

 本稿の冒頭でも紹介したが、BTSのJUNG KOOKはimase「NIGHT DANCER」を5月25日のWeverse Liveの中で披露した。同楽曲は、韓国最大手の「MelOnチャート」で36位にランクインするなど(5月31日現在)、韓国で今最も注目を集めている日本発の楽曲のひとつ。JUNG KOOKはTikTokで同楽曲を知ってからというもの、頭から曲が離れないほどハマっているといい、Weverse Liveでは「NIGHT DANCER」のインスト曲に合わせて歌唱していた。

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 「NIGHT DANCER」はR&Bのようなリズム感にエッジの効いたシンセサイザーが特徴的な、非常にスタイリッシュなダンスチューン。ボーカルのメロディラインは、音程が細かく上下に行き来するのが特徴で、安定して歌うのはかなり難易度の高い楽曲だ。JUNG KOOKはそのような楽曲を、甘くやわらかい中低音域の歌声とクリアに光る高音域のファルセットを自在に使い分けながら披露。日本語の歌詞も楽曲のグルーヴに合わせて違和感なくリズムに乗せており、これまでさまざまな楽曲を表現してきたJUNG KOOKならではのボーカル力を改めて実感できる機会となった。

■NCT・RENJUN「なんでもないや」(RADWIMPS)

 NCT・RENJUNは、3月3日にRADWIMPS「なんでもないや」のカバー動画をNCTの公式YouTubeチャンネルに公開。同楽曲は新海誠監督の映画『君の名は。』の主題歌で、カバー動画が公開されると、SNSを中心に新海監督も含めて多くの人から反響が寄せられた。

 RENJUNの「なんでもないや」のカバーは、特にサビが必聴ポイントだ。サビの盛り上がり部分では、心を震わせる高音域の歌声が圧巻で、RENJUNが映画の世界観と楽曲を心から愛し、感情を込めて歌っている様子が伝わってくる。カバー動画の中では『君の名は。』を連想させるようなシーンも見られ、映像にもかなりのこだわりを感じる構成となっている。カバー動画には世界中から称賛のコメントが集まっており、言語の異なる楽曲を歌っても、RENJUNの圧倒的な歌声は世界のファンを魅了する力があることを改めて証明した。

■ASTRO・YOON SAN-HA「Subtitle」(Official髭男dism)

 ASTROのYOON SAN-HAは、韓国でも話題を集めたドラマ『silent』(フジテレビ系)の主題歌であるOfficial髭男dismの「Subtitle」をカバー。ボーカルブースで撮影した歌唱動画を、3月3日にASTROの公式YouTubeチャンネルで公開した。

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