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2人のミスター・スワローズが導いた2連勝 青木「自分の野球の歴史の中で嬉しい瞬間」

ベースボールキング

◆ 12連敗後の2連勝!

 ヤクルトは3日、本拠地・神宮での楽天戦に9-5で勝利。序盤から打線が爆発し、13安打の快勝で2連勝とした。

 まず初回、一死一塁から「3番・左翼」スタメンの青木宣親が左翼席へ今季1号。「追い込まれていたがしっかりと押し込むことができました」と振り返った一発で2点を先制した。

 さらに2回には連打で作ったチャンスに長岡秀樹が適時打を放って3点目。そこから投手のディロン・ピーターズが犠打で送って一死二・三塁とし、今度は1番・山田哲人が左翼席へ7号3ランを放り込んだ。


 お立ち台で山田との“競演”について聞かれた青木は「スーパースターなので、その選手と野球ができていることをすごく嬉しく思いますし、同じ日にホームランを打てたことで、自分の野球の歴史の中で嬉しい瞬間がまたひとつ増えた」と喜びを語った。

 打線はその後も3回にホセ・オスナの適時打などで2点を挙げるなど、序盤から効果的に加点。中盤は追い上げにあうも、7回にドミンゴ・サンタナの適時打で突き放し、終わってみれば計9得点を挙げた。


 試合開始時点で防御率1点台だった楽天の先発・早川隆久を攻略し、実に5月13~14日以来となる2連勝。髙津臣吾監督も「よく打ち崩したんじゃないかなと。よく研究した結果だと思います」と満足気に語った。

 先制弾の青木については「あれだけバットをしっかり振っている。あれだけ飛距離を出せる訳ですから、状態が非常に良いんじゃないかなと思います。年は関係なく、元気で良い仕事をしてくれればとは思っています」と、41歳のベテランの姿を称えた。


 6月1日にようやく連敗をストップさせた。12連敗以上は、2019年に16連敗を喫して以来だったが、長いトンネルを抜けた先に連勝が待っていた。

 止まない雨はない。台風の影響で降り続いた雨は試合前に上がり、青空の下でヤクルトファンによる歓喜の傘が咲いた一戦だった。


取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)

 
   

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