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巨人・岡本和がサヨナラ打 一走・重信の激走生還に感謝「シゲさん速すぎ」

ベースボールキング

○ 巨人 3x - 2 日本ハム ●
<2回戦・東京ドーム>

 巨人は今季4度目のサヨナラサヨナラ勝ち。交流戦は3勝2敗となり、今季通算26勝26敗で勝率を5割に戻した。

 巨人は0-0で迎えた3回、調子を上げてきた2番・坂本が右中間フェンス直撃の適時二塁打を放ち先制。同点の8回は6番・ブリンソンの左前適時打で勝ち越した。その後、再び追いつかれ試合は延長戦に入ったものの、10回は途中出場の重信が初球を左前へ弾き返し、続く4番・岡本和も初球を左翼線へ。この一打で一走・重信が長駆ホームインを果たし、わずか2球でサヨナラ勝利の瞬間を迎えた。

 先発・グリフィンは5勝目とはならなかったものの、7回4安打1失点の好投。同点の7回はスクイズがファウルとなった小飛球に懸命に飛びつくなど、随所に勝利への執念を見せファンの喝采を浴びた。

 1点リードの9回は守護神・大勢がセーブに失敗したが、なおも一死一、二塁のピンチで逆転の一打は許さず。今季初のイニングまたぎとなった10回は無失点で凌ぎ、大勢は2回44球、5安打1失点3奪三振の内容で今季2勝目(2敗1セーブ)を挙げた。

 試合後、重信とともにお立ち台に上がった岡本和は、開口一番「最高でーす」とお決まりの台詞。サヨナラの一打について問われると「思い切っていこうと思いましたし、それにしてもシゲさんが速すぎました。びっくりしました。ありがとうございます!」と、韋駄天の激走生還に感謝した。

 
   

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