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本領発揮はまだ先…?DeNA・バウアー、8回2失点も「もっといい精度のボールが投げられる」

ベースボールキング

◆ 2勝目ゲットも「納得行くピッチングではなかった」

 DeNAは3日、本拠地・横浜で西武に6-2で快勝。雨天中止を挟み、連勝を2に伸ばした。

 この日はここまで1勝2敗、防御率6.86と苦しんでいたトレバー・バウアーが別人のようなピッチングを披露。8回を投げきり109球、被安打3で奪三振は10個。失点はソロホームラン2本の2点に抑え、約1カ月ぶりの白星を掴んだ。

 三浦大輔監督も「十分先発の仕事をしてくれた」と右腕の働きを評価。続けて「初回を慌てずにしっかりと抑えたところが大きかった。心は熱く、頭は冷静に。しっかりと周りが見えて対処できた」とし、立ち上がりにいきなり連続四球でピンチを招きながら、牽制などで無失点に切り抜けたところをポイントに挙げた。


 バウアーは「今日は疲れました」と第一声。初回のピンチについては、「ピックアップは大きなプレーでした。内野手からランナーが飛び出ているよと声をかけてもらい、自分も反応できた。いいアウトが取れました」と振り返った。

 また、「前に飛んだボールがヒットにならなかったことはラッキーだった」とし、広島戦で2回KOとなった際に口にした「前に飛んだボールの7割がヒットになった。非常に非常にアンラッキーだった」とは真逆のコメントも残している。

 それでも、ヒーローインタビューでは「納得の行くピッチングではなかった」とし、「エナジーレベルがダウンしていた。3つ四球を出したことは今シーズン初めて」とコントロールが乱れた部分に触れ、低めの制球にも「あんまり良くなかった」と苦い顔。

 ただし、最後は「全体的にもっといい精度のボールが投げられる」と語り、これからの良化にも自信をのぞかせた。


 初の2ケタ奪三振、最長の8イニングと来日最高のピッチングを見せたトレバー・バウアー。懐疑的な見方を払拭するためにも、次回登板の内容が肝心になる。


取材・文=萩原孝弘




【動画】毎回の10奪三振!トレバー・バウアーの快投ハイライト

 
   

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