一方、招待された側としては大前提として「式に参加するかしないかの決定権を持っているのは自分」である、ということ。招待状には必ず出欠確認がついています。
もしかすると、気が進まない、それほど深い縁を感じない、というパターンもあるでしょう。そんな時はただ欠席に〇をして返信すればよいのです。
筆者は相手が招待してくれた時点で、「この人とは良好な関係を築けていたんだな」とありがたみを感じるタイプでしたし、晴れの姿、生い立ち映像もむしろ見たい、全力で祝ってあげたい。結婚という一大イベントについては、打算なくこう考えていたのですが……どうやらそうでないパターンもある、ということを認識せざるを得ないようです。
「これも価値観」「これも多様性」という言葉で片付けるのは簡単ではありますが……。もし「気が引ける」だけを理由に、本音では結婚式をしたいのに控えてしまう、というのは勿体ないと感じます。結婚式は一生のうちそう何度もできません。繰り返しますが、出欠決定権をもつのは「招待された側」です。とはいえ、それでも「やはり」となってしまう人がいるのは事実。
「お世話になった人を結婚式に呼ぶのは理解できない」……あなたはどう感じますか?
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(山口弘剛)