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目指すは国立国会図書館で遊べるゲームの保存!漫画家/国会議員の赤松健氏「過去のゲームの合法的保存」の進捗報告―国会では質疑応答を実現

Game*Spark

漫画家/国会議員の赤松健氏は自身の公式サイトにて、現在取り組んでいるプレイ可能な状態での「過去のゲームの合法的保存」の進捗を報告しています。

海外視察や国会での質疑応答も詳細に報告
赤松健氏は「ラブひな」「魔法先生ネギま!」などの作品を世に送り出した漫画家として活動する一方、2022年7月の参議院議員選挙より、国会議員として活動していることで知られています。赤松氏は「過去のゲームの合法的保存」を実現に力を入れる政策の一つとして掲げており、今回の報告でその進捗を示しています。

報告の冒頭で、販売終了済みのゲームにおける媒体の劣化やハードの損耗、デジタルゲーム会社の倒産といった様々な理由で失われ得るゲームの保存と、それをプレイ可能な状態で行うという赤松氏のこだわりを含んだ本政策の目的を明らかにし、その役割を海賊版サイトに奪われているとの現状を説明。現時点でもゲームの物理的な保存を担う国立国会図書館であればその役割を担い得るとの方針を示しています。

次にデジタルアーカイブ学会の有志との方針検討、弁護士を交えての法的な検討、国内のメーカー及び既存の保存団体への説明や見学、そしてフランスや韓国といった海外での保存状況の視察といった現在まで行われた活動について記し、その詳細が当時のツイートや写真を交えて報告されています。

また、本政策に関する国会での質疑応答も行われたといい、報告の後半でその実際の内容を公開。現時点での文部科学省や文化庁、国立国会図書館でのゲーム保存に対しての認識や、実際の保存したゲーム利活用への取り組みを伺い知れる内容となっていました。

誰もが過去のゲームを体験できる未来近づいたか
ページの末尾では実現に向けて動き出してから国会での質疑応答につなげるまで10か月の期間を要したと振り返り、「後も着実に、「プレイ可能な状態での、過去のゲームの合法的保存」の実現について、邁進してまいります。」とこれからに対する意気込みを露わにしています。国立国会図書館を訪れれば誰もが過去のゲームを体験できる未来が、だんだんと近づいているかもしれません。


 
   

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