キャスパー・ルード
画像提供:ゲッティイメージズ
＞＞ルード、アルカラスら全仏OP組み合わせ＜＜
昨年の全仏オープンで準優勝を飾った２４歳のルードは先月のBNLイタリア国際（イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000）とジュネーブ・オープン（スイス/ジュネーヴ、レッドクレー、ATP250）で４強入りし今大会に臨んだ。
１回戦では世界ランク１５５位のＥ・イメル（スウェーデン）を6-4, 6-3, 6-2のストレート破り、初戦突破を果たしている。
この日の第１セット、ルードは第１ゲームから３ゲーム連取に成功。第４ゲーム以降は相手にブレークチャンスを与えず、先行する。続く第２セットでは３度のブレークポイントを凌ぐと自身は２度のブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第８ゲームを難なくキープし、セットカウント２－０と勝利に王手をかける。
しかし、第３セット、第１ゲームで４度のブレークポイントを活かせなかったルード。その後、サービスキープが続き迎えた第１０ゲームでブレークを許し、１セットを返される。
それでも第４セット、ルードは第５ゲームでブレークに成功。その後はサービスをキープし第１０ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。ここでブレークを許したルードだったが、直後の第１１ゲームで再びブレークに成功し、３時間４分で勝利した。
試合後の会見でルードは「全体的にかなり満足している。第３、第４セットは少しタフだったけど最初の２セットはとてもいいスタートでコントロールできていた」とコメント。
「試合を終わらせようとするのは厳しかった。２セット（第３・第４セット）とも厳しい戦いだったからね。でも、最後のセットを取れて３回戦に進むことができてうれしいよ」
勝利したルードは３回戦で世界ランク７１位のジャン・ジジェン（中国）と対戦する。ジャンは２回戦で同１５３位のＴ・ティランテ（アルゼンチン）を7-6 (7-3), 6-3, 6-4で下しての勝ち上がり。
同日には第１２シードのＦ・ティアフォー（アメリカ）、第１５シードのＢ・チョリッチ（クロアチア）、第２７シードの西岡良仁、第２８シードのＧ・ディミトロフ（ブルガリア）らが３回戦に駒を進めている。
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