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勝者が2分間ブーイング浴びる異常事態

テニス365


ブーイングを制するフリッツ
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は1日に男子シングルス2回戦が行われ、第9シードのT・フリッツ(アメリカ)が世界ランク78位のA・リンデルクネシュ(フランス)を2-6, 6-4, 6-3, 6-4の逆転で破り、3年ぶり2度目の3回戦進出を果たした。

>>【動画】2分以上フリッツがブーイングを受けたシーン<<

世界ランク8位のフリッツが全仏オープンに出場するのは今回が6年連続7度目。最高成績は2020年の3回戦進出となっている。

今大会は1回戦で世界ランク123位のM・モー(アメリカ)をストレートで下して2回戦に駒を進めた。

2回戦、フリッツは第1セットで地元の大声援に押されるリンデルクネシュに試合開始から4ゲーム連取を許し先行される。

続く第2セットは、両者ブレークポイントを相手に与えないプレーを見せ終盤に突入すると、第10ゲームでフリッツが2度のブレークポイントを握り、これをものにしたフリッツが1セットオールに追いつく。

第3セット、フリッツは第2ゲームでブレークを果たし、その後リンデルクネシュにブレークチャンスを与えずにセットカウント2-1とリードする。

第4セット、フリッツは第8ゲームでリンデルクネシュに1度ブレークを許すも、自身はそれを上回る2度のブレークに成功。このリードを守り切り自身2度目となる3回戦進出を果たした。

この試合はリンデルクネシュがフランスの選手であったことから終始フリッツにとってアウェーの状態で進行。リンデルクネシュがポイントを取ると大歓声、フリッツがポイントを取ると大きなブーイングが起きた。

マッチポイントをフリッツが獲得し勝利を決めた瞬間も大きなブーイングが起き、フリッツは口元に手を当てブーイングを制すポーズを見せた。

リンデルクネシュがコートを去った後、フリッツのオンコートインタビューが行われようとしたが、ブーイングがやむことはなく会場は異様な空気に。インタビュアーが会場に注意を促し、インタビューを開始しようとするとさらに大きなブーイングが起こり、結局フリッツがマイクの前に立ってから2分以上ブーイングは続きインタビューが開始されなかった。

これにはフリッツも顔をしかめ、マイクに向かい「観客がとても素晴らしかったので、僕はそれに焚きつけられた。観客がものすごく僕を応援してくれたので、絶対に勝たなければと思ったよ」と皮肉を込めた一言を言い残しインタビューを行わず切り上げた。

どの選手を応援するかは観客の自由だが、試合後はノーサイドで勝者に拍手を送るべきであろう。

勝利したフリッツは3回戦で第23シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。セルンドロは2回戦で世界ランク65位のY・ハンフマン(ドイツ)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第4シードのC・ルード(ノルウェー)、第12シードのF・ティアフォー(アメリカ)、第15シードのB・チョリッチ(クロアチア)、第27シードの西岡良仁らが3回戦に駒を進めている。

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