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“東京女子新御三家” 吉祥女子中学・高等学校。医学部合格50人超!強さの秘密

テレ東プラス

名門校の知られざる姿を、生徒や親、教師など、さまざまな視点を通して紐解く情報ドキュメンタリー「THE 名門校!日本全国すごい学校名鑑」(BSテレ東 毎週土曜午前10時30分)。「名門とはいったい何か?」常識を打ち破る教育現場に密着する。

今回紹介する名門校は、「吉祥女子中学・高等学校」。鷗友学園、豊島岡女子学園と並んで「東京の新女子御三家」と呼ばれる人気の進学校だ。
東大を含む国公立大や早慶上理など難関大に、例年多くの合格者を輩出。特に医学部には、今春も51人が合格という高い実績を誇る。
その原動力、「未来を見通す力を育む教育」と「先輩の学びを受け継ぐ伝統の力」に迫る。

さらに番組は、秋の文化祭「吉祥祭」の実行委員長に就任した高校2年生に密着。彼女は今、吉祥祭を締めくくる慣例式典を、新たな形に変えたいと考えていた…。実行委員たちの葛藤と奮闘をカメラが追った。


東京・武蔵野市。緑豊かな街に「吉祥女子中学・高等学校(以下、吉祥女子)」はある。
1938年、「帝国第一高等女学校」として創立し、1948年に「吉祥女子高等学校」が発足。2007年に高校からの募集を停止し、完全中高一貫校となった。

全校生徒数は1538人。2023年春の大学合格実績は、東大6人をはじめ国公立に63人、早慶上理234人、MARCH417人など、難関大に多数の卒業生を送り出している。特に、医学部医学科の合格者は51人と高い合格実績を誇る。

早速、由緒ある学び舎を見ていこう!


正門を入り、レンガが敷き詰められたアプローチの先には、赤レンガ調の建物が印象的な校舎が。敷地内には、シンボルタワーがそびえる1号館から体育館のある8号館まである。


3号館の1階には図書館があり、8万冊以上の蔵書が。 医学部や理系学部志望の生徒が多いためか、医療系・科学系の本や雑誌も多く揃えている。

2階は進路指導室。東大、京大をはじめ、医学部を志望する生徒が多いため、全国の医学部の赤本も揃っている。


そんな進路指導室で生徒たちが真剣な眼差しで読んでいたのは、先輩たちが書き残した受験体験記。
卒業生たちがどう勉強を進め、どう面接に臨んだのか…実体験がびっしりと綴られている。
先輩たちが残した”生きた学び”が脈々と受け継がれ、後輩たちの強い味方となっているのだ。


続いて3階へ向かうと…なんと、理科室が4つも! 吉祥女子では、実験を通して知的探求心を育む、実践的教育を行っている。生徒たちは毎回、実験の前に結果を予想し「実験ノート」に記入。「大学を見据えて実験ノートを作成させ、結果を予想してから実験に臨んでもらっています。実験が多いのが吉祥女子の特徴です」(化学担当・星 舞佳先生)。こうすることで、“不確定な未来を見通す力”を養っているのだ。
「何もわからない状態で始めるより、ある程度予想できていたほうがいい」と、生徒も熱心に実験ノートに書いた予想と見比べなら実験を進めていた。

先輩の学びを受け継ぎ、未来を見通す力を育む…。吉祥女子が難関大学受験に強い理由の一端がここにあった。


勉学に励む生徒たちに欠かせないのが、憩いの場所「カフェテリア」。80周年を機に建て替えられた5号館にある。
おいしそうなメニューが豊富に並ぶなか、一番人気は揚げたてのポテトと唐揚げが紙袋に入ったセット、その名も「ポテ唐(180円)」。「手作りの味がする」と、生徒が人気の秘密を教えてくれた。


6号館には、3つの音楽室や5つのレッスン室などが集まり、美しく澄んだ歌声が聴こえてくる。音楽の授業では、バイオリンなどの弦楽器や、声楽、オペラ、ミュージカルなどについて専門的に学ぶことができる。


さらに、茶道や建築史探求など、課外活動や選択授業の幅も広い。

「学校内でやれることが多いので、個性的な生徒も多い。まさに伸び伸び!」と話してくれたのは、漫画研究部の生徒たち。好きな分野を伸ばすことができるのも、吉祥女子が多様性を求められる現在の大学受験に強い秘密のひとつかもしれない。


部活動も盛んで、運動施設も充実。13の運動部と19の文化部、1つの同好会がある。
取材した日は、テニスコート4面分のグリーンコートで、弓道部の他、サッカー部やテニス部が練習に打ち込んでいた。弓道部は、昨年秋、東京都の新人大会・団体の部で、見事優勝を果たしている。


吉祥女子には、今年で85回目を迎える伝統行事がある。それは秋の文化祭「吉祥祭」。
コロナ禍前の2019年には、2日間で約1万3000人が来場したほど大人気の行事だ。


高校2年生の横井杏珈さんは、この一大行事の実行委員長という重責を担っている。小学6年生の時に吉祥祭を見た杏珈さんは、実行委員の先輩たちに憧れ、吉祥女子への入学を決意。
実は今回、ある慣例式典の形を変えたいと考えていた。杏珈さんは実行委員会の会議で提案するが、仲間の反応はまちまち。 果たして初の試みの行方は!?

番組ではこの他、実行委員会の仲間や母親が語る杏珈さんの人となり、卒業した先輩たちが杏珈さんに授けたアドバイス、吉祥女子ならではの実験の様子や部活動の練習風景などを紹介する。

毎週土曜午前10時30分放送! 「THE名門校!日本全国すごい学校名鑑」(BSテレ東)をどうぞお見逃しなく!
 
   

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