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【DRAGONGATE】YAMATOが7・2神戸ワールドで高橋ヒロムとシングル対決 「今の新日本確かめてやる」

プロレス/格闘技DX

『RAINBOW GATE 2023』後楽園ホール(2023年6月1日)
○YAMATO&ドラゴン・キッド&土井成樹vs菊田円&吉岡勇紀&ドラゴン・ダイヤ×

 7・2神戸ワールド記念ホール大会で「YAMATOvs高橋ヒロム」のスペシャルシングルマッチが電撃決定。IWGPジュニア王者との一戦に向けて、YAMATOは「今の新日本がどんなものなのか俺がこの腕をもって確かめてやる」と宣言した。

 神戸ワールド大会でドリームゲート戦を控えている王者・菊田と挑戦者・吉岡。今大会のメインではそんな2人がダイヤとD’Courageトリオを結成することに注目が集まっていたが、主役の座を奪取したのはYAMATOだった。

 この日、YAMATOはキッド&土井とのベテラン無所属トリオでD’Courageと対戦。のっけから吉岡と緊張感溢れるグラウンド戦を繰り広げれば、王者・菊田とは感情むき出しの逆水平合戦で火花。何十発も意地になって打ち合い、胸板を真っ赤に腫らした。

 タイトル戦を控える菊田と吉岡は好調ぶりを発揮し、好連係も連発したが、試合を決めたのはYAMATOだった。かつてツインゲート王座を保持していた土井との連続攻撃で勢いを掴むと、王者・菊田を串刺しドロップキックで場外に排除。孤立したダイヤをギャラリア2連発で葬った。

 HIGH-END解散後は鳴りを潜めていた感のあるYAMATOが久々に聖地のメインで激勝。「後楽園もそうだし、ビッグマッチもそうだし、地方大会もそうだし、こうやって最後メインイベントで勝って、そして最後のマイクを取るというのは本当に久々なんで、正直何を喋っていいのかわからないですよ」と思わず苦笑した。

 そのうえで「今このリング上は令和新世代と言われている6人、そしてダイヤもそうだし、他の連中もそうだ。俺は少し一歩引いた立場でお前らの試合を会場の端っこから見てるんだよ。お前らいつの間にそんなに頼もしくなったんだ」と後輩たちを称え、「だけどな、もしお前らに何かあれば、この俺YAMATOも健在だ。そしてドラゴン・キッドも健在だ。何なら土井ちゃんも健在だ。何かあったら…」とサポート役を買って出ようとした。

 ここで斎藤了GMがリングに登場し、「YAMATO、お前まだ一歩引いてもらっちゃ困るよ。こんだけ拍手もらってるんだから」と猛ゲキ。そんなYAMATOに神戸ワールド大会の特別協賛を務めるレック株式会社の永守貴樹社長からまさかのカードが提案された。

 場内が暗転すると、ビジョンにライオンマークが映し出され、会場は大きくどよめく。映し出されたのは新日本プロレスのIWGPジュニア王者であるヒロムだった。

 「YAMATO選手お久しぶりです。新日本プロレスの高橋ヒロムです。3月1日、ALL STAR Jr. FESTIVALで交わした、次はこの俺があなたの美しい顔を立てるという約束。その約束をいよいよ果たす時が来たようです」と宣言したヒロムは、「DRAGONGATE年間最大のビッグマッチ、7月2日神戸ワールド記念ホールで、この俺とシングルマッチで戦いましょう。いや、もう決定だ!」と断言。「YAMATO選手、それからDRAGONGATEファンの皆さんを、もっともっともっとヒロムちゃんが楽しませてあげるよ」と予告した。

 YAMATOは3・1後楽園大会『ジュニア夢の祭典 〜ALL STAR Jr. FESTIVAL 2023〜』にDRAGONGATEを代表して出場。大会前から舌戦を繰り広げたヒロムとは6人タッグマッチで激突した。試合後、YAMATOは「次は高橋ヒロム、お前がDRAGONGATEのリングに上がって、俺の顔を立てる番だ」と要求。ヒロムは「こ〜んなに美しい顔を立てられるのであれば……喜んで」と受諾していたが、それが4ヵ月越しで実現する運びとなった。

 電撃決定に闘志をみなぎらせたYAMATOは、「高橋ヒロム、てめえ寝落ちこいてんじゃねえぞ。どんだけ待たせたら気が済むんだ。俺はな、DRAGONGATEがナメられるのが一番イヤなんだよ。何様のつもりだ」と言い放ち、「IWGPのジュニアチャンピオンがこの俺の顔を立てにDRAGONGATEにやってくる。それはイコール、この俺の足元にひざまずくということだ」と不敵にアピールして場内を沸かす。そして、「年老いた41歳のこの俺が現在、俺の立ち位置を高橋ヒロムを通して知ってやる。そして、今の新日本がどんなものなのか俺がこの腕をもって確かめてやる」と力強く宣言した。

 2009年の「BEST OF THE SUPER Jr.」に出場経験のあるYAMATOだが、新日本勢との対戦経験は少なく、3・1後楽園大会でヒロムと絡んだ時間もわずか。それだけに今回の一騎打ちは刺激的だ。年間最大のビッグマッチで団体を代表する2人が激突する大一番。YAMATOはヒロムにDRAGONGATEと今の自分を叩きつける。

 
   

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