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ソフトバンク・大津亮介 高い適応能力で評価はうなぎ登り/初めての一軍生活

週刊ベースボールONLINE


ルーキーで唯一開幕一軍をつかみ、腕を振り続ける大津

 ドラフト2位ルーキーの大津亮介が、日ごとにたくましさを増している。象徴的だったのは5月12日のオリックス戦(京セラドーム)。1点リードの6回二死一、三塁でマウンドに上がると、好打者の中川圭太に対し、3球目には自己最速となる153キロをマーク。最後はフォークで空振り三振に斬って取った。この日最大のピンチにも、「むしろ燃えた。いい感情の入り具合で投げられた」とニヤリ。強心臓ぶりを見せつけた。

 大学、社会人を経て加入した即戦力の期待どおり、オープン戦から結果を残して開幕一軍入り。「まずは1年を通して一軍で戦力として求められる存在になりたい」と力強い。1月の新人合同自主トレ中は、先輩も利用するトレーナー室での治療に遠慮がちだったが、考え方を変えた。「いろいろな方から『自分で使えるだけ使ったほうがいい。遠慮するなよ』と言ってもらえた」。現在はトレーナーによる日々のケアはもちろん、持病だった腰痛対策として遠征後は熊本にまで足を延ばして温泉につかるなど、初めて戦うプロの世界に適応している。

 開幕当初はビハインド展開での登板が多かったが、5月に入ってからは7ホールドを挙げるなど、重要な場面でのマウンドが増えた。藤本博史監督も「大津はずっといいところで投げてくれている」と話すなど、首脳陣の評価はうなぎ登りだ。「チームの勝ちにつながる投球を続けていきたい」。公称175センチ、63キロのスレンダー右腕らしからぬ骨太なピッチングで、チームのブルペンを支える。

写真=BBM
 
   

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