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HIKAKINプロデュース麺「みそきん」再販決定も、よぎる「大量売れ残り」のアノ悪例

アサ芸Biz

 人気YouTuberのヒカキンは5月29日、入手困難のまま完売になったプロデュース商品のインスタント食品「みそきん」を再販すると自身のYouTubeチャンネルで報告した。ファンからは喜びの声が相次いでいるが、売れ残りが発生する可能性もあるとの指摘もある。

 ヒカキンは「みそきんの再販についてご報告」というタイトルの動画を投稿し、「関係各所と協議を重ねみそきんの再販は…できることになりました!」と報告した。なお、新たに製造することになるため販売時期は8月中旬頃になると説明。時間がかかってしまうぶん、できる限りの量を用意すると約束した。また、高額転売が横行していることにも触れ、転売ヤーからは購入せず「再販まで楽しみにまっていただけたら」としている。

みそきん」は、ヒカキンがラーメンを作るという長年の夢を実現させた商品で、5月9日から全国のセブンイレブンでカップ麺「みそきん 濃厚味噌ラーメン」とカップメシ「みそきん 濃厚味噌メシ」の2種類が発売された。みそきん 濃厚味噌ラーメンは300円(税込)とカップ麺としては強気な価格設定だが、多くのインフルエンサーが食レポ動画を投稿したこともあって大きな話題となり、わずか数日で完売する店舗が続出していた。

「強気な価格設定でもインフルエンサーが食レポ動画を投稿したことで転売が発生し、完売から再販に至ったという流れは、とんこつラーメン専門店『一蘭』が販売したカップ麺『一蘭 とんこつ』と完全に同じ。ただ、『一蘭 とんこつ』は再販後、値引き販売をしないよう圧力をかけていた疑いが浮上したこともありましたが、売れ残りが発生して商品が山積み状態になっていたとの報告が相次ぎました。みそきんはどれだけの数が再販されるか分かりませんが、すでに一度食べた人は300円という価格もあってリピートしないかもしれず、大量生産した場合は同様に在庫過多になってしまう可能性を孕んでいます」(流通ライター)

 再販分量の調整が難しくなりそうだ。

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(小林洋三)

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