と指摘した。
会合後のぶら下がり取材でも、記者から「当時スタッフやマネジャーが加害について気づいていたのではないか、知っていたのではないかと思われるとのことですが、根拠など目にした、聞いた発言など思い出すものが他にあったら教えてください」と問われると、二本樹さんは
「例えばレッスン現場ですとか、移動中の新幹線の中とかでジャニー氏が体に密着させるような形で、子どもを傍に置いていたりとか。より若い年齢の子だと膝の上に置いていたりとか、日常的に肩を揉んだりだとか、太ももを触ったりだとかそういうボディタッチもありました。それは傍から見ても分かるレベルの少年愛的行動であったと思います」
と答えた。
ファンに向け「消費者として性加害にNOを突き付けるという選択もあったのではないか」
会合では山井議員から「なぜここまで(性加害が)放置されてきたのでしょうか」という質問もあった。二本樹さんは
「ジャニーズ事務所に所属する人達も含め、テレビ局やマスメディアであったり、社会全体でタブー視されてきて、誰もそこに踏み込んで追及する人がいなかったのが背景にあると思います」
と指摘した。
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ぶら下がり取材で記者から「ファンも(性被害を)知っていたと思うんです。ファンの見方はどうでしょうか」と問われると
「噂レベルなのかもしれないですけど(性被害の)噂は広く一般でも知られていましたし、それをファンの方達に拒否しろというのは難しいとは思うんですけれども、やはりそうした悪い噂とかを聞いたら消費者としてそれに対してNOを突き付けるという選択もあったのではないかなと思っております」
と答えた。
続けて記者から「ファンの方々、要するに一般の国民の人たちも意識を変えてほしいということですよね」と問われると
「そうですね。日本人全員の倫理観に関わる問題だと思っております」
とした。