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的中した?プレミアリーグ順位予想「答え合わせ」【11~20位】降格予想が当たったのは…

フットボールチャンネル

2022/23シーズンのプレミアリーグは全日程が終了。マンチェスター・シティが3連覇を果たした。フットボールチャンネルでは今シーズン開幕前に順位予想を行ったが、果たして予想は的中しているのだろうか。今回は、「答え合わせ」しながら各クラブのシーズンを総括する。

●ボーンマス
監督名:スコット・パーカー→ガリー・オニール
シーズン前予想順位:20位
最終順位:15位(11勝6分21敗)

 ボトムハーフのチームにおいて、良い意味で最も期待を裏切ったのがボーンマスだ。スコット・パーカー監督のもとで開幕戦こそ勝利をしたが、2節から4節にかけての3試合で0ゴール16失点という散々な結果に終わったことで解任された。

 ボーンマスはマルセロ・ビエルサを後任としてリストアップするも契約はまとまらず。その間に暫定監督を務めたガリー・オニールが想像以上に勝ち点を積み重ねたために正式監督となった。この40歳の若手監督は19年夏まで現役を務めており、今回が初の監督経験だった。それでもドミニク・ソランケとフィリップ・ビリングを前線に配置する4-2-3-1のソリッドなチームを作り上げて、チームを残留に導いている。

 ボーンマスにとって大きかったのがシーズン途中に主将に就任したネトの存在だ。今季ネトが欠場した11試合でチームは2勝9敗31失点。逆に出場した27試合は10勝6分12敗39失点と大きく成績が異なる。バルセロナからフリーで加入した新守護神の活躍が残留を大きく手繰り寄せた。

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プレミア順位予想「答え合わせ」1~10位 全チーム紹介
プレミア順位予想「答え合わせ」11~20位 全チーム紹介
プレミア順位予想「答え合わせ」1位

●ブレントフォード
監督:トーマス・フランク
シーズン前予想順位:19位
最終順位:9位(15勝14分9敗)

 2022/23シーズンのプレミアリーグ年間最優秀監督候補6名にトーマス・フランクの名前がなかったのは少々意外だった。それほど、今季のブレントフォードのパフォーマンスには驚かされた。

 昨季の残留の立役者となったクリスティアン・エリクセンが夏にマンチェスター・ユナイテッドへ去ったことや補強が経験値の浅い若手中心だったこと。また、プレミアリーグ2年目で大苦戦を強いられたチームの例が多いこともあって、今季におけるブレントフォードへの期待感はそれほど大きくなく、シーズン前の予想は19位で2部降格としていた。

 しかし、ビーズ(ブレントフォードの愛称)は1度も降格圏に沈むことがなく、非常に安定したシーズンを過ごすことになった。4-3-3がベースだが、格上相手には5-3-2を採用するなど、フランク監督は対戦相手によってプランAとプランBを柔軟に使い分け。夏にフリーで加入したベン・ミーを中心とした強固な守備から、エースのアイヴァン・トニーを中心としたロングボール攻撃を基本に、多くの対戦相手を困らせた。

 最終的に得点数は昨季より10点もアップし、反対に失点数は56から46まで減少。いわゆるビッグ6と呼ばれる6クラブ全てから勝ち点を奪い、王者マンチェスター・シティ相手に唯一シーズンダブルを果たすなど、下馬評を大きく覆し9位フィニッシュを果たすことになった。リーグ戦9敗はリバプールやマンチェスター・ユナイテッドと同じ数。劣勢な状況でも簡単にはポイントを落とさない粘り強さが光ったシーズンと言えるはずだ。

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