パリ・サンジェルマン(PSG)のクリストフ・ガルティエ監督が、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)が今シーズン限りでチームを去ることを明かした。
リーグ・アンで11度目の優勝を果たしたPSG。今週末に最終節となるクレルモン戦を控えている。
今シーズンは苦しいシーズンとなった中、しっかりとリーグ優勝を掴んだが、悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇は成し遂げられず、決勝にも駒を進められていない状況だ。
そんな中、今夏は多くの選手がチームを去る可能性が噂され、その筆頭は契約が満了を迎えるメッシ。古巣のバルセロナやサウジアラビアのクラブ、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミなどが興味を持っているとされる。
PSGもオプションである1年間の契約延長を打診しているが、メッシは退団することが濃厚だとされてきた。
そんな中、クレルモン戦を前に記者会見に臨んだガルティエ監督がメッシについて言及。クレルモン戦がPSGでのラストマッチになると明かした。
「私はサッカー史上最も偉大な選手を指導する機会に恵まれたが、明日はパルク・デ・プランスでの彼の最後の試合となる。最高の形で迎えられることを期待している」
「最初のシーズンは、バルセロナの外で初めて過ごしたため、彼は適応に苦しんだ。ただ、今年はチームの重要な一員として、常にトレーニングに参加できるようになった」
「ワールドカップがあるシーズンに、コメントや批判が正当化されるとは全く思わない。彼は21ゴール22アシストという信じられないようなスタッツを持ち、常にチームのために尽くしてきたと思う」
「繰り返すが、彼を指導したということではなく、彼と一緒に歩めたことが大きな特権だった」
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