元プロテニスプレーヤーで2021年夏に引退した美濃越舞さんが、漫画家のKASAさんと結婚したことを６月１日に発表。２人がそれぞれの公式SNSで報告した。
美濃越さんは1992年、千葉県生まれ。インターハイ準優勝などトップジュニアとして活躍しプロ転向。スピンの利いたフォアハンドとクレバーな組み立てを武器に国内外のツアーを転戦し、2017年には柏のITF25,000ドル大会で優勝を飾った。WTA自己最高位は255位。引退後は各地のイベントやクリニックに出演するほか、月刊スマッシュの技術解説でも活躍している。
KASAさんは月刊少年チャンピオンで連載中のテニス漫画『BREAK BACK』の著者としておなじみ。自身もテニス選手＆コーチの経験者で、ギレルモ・コリアに憧れてアルゼンチンに武者修行に行き、コリア本人から指導を受けたほどのテニス好きだ。
『BREAK BACK』はテニスの戦術や駆け引きがリアルに描かれていることで人気を博し、月刊スマッシュでもその関連連載としてKASAさんが解説を行なっていた。
美濃越さんはSNSで「この度、かねてよりお付き合いさせて頂いていました、漫画家のKASAさんと結婚いたしました」と報告。
「これからは一緒に様々なことを経験し、より豊かな人生を共に歩んでいけたらと思います。お世話になっているテニス界に少しでも貢献できるよう、２人で力を合わせていきたいと思います」と、今後の人生に向けた抱負を綴った。
一方のKASAさんはSNSで結婚の報告をした後、「一緒にテニスやゲームをしたり、まるで友達のような存在でありながら…テニスに対しての向き合い方や、物事を客観的に見ている部分、考え方に、人として尊敬できる部分がたくさんあります」と美濃越さんについて紹介。
続けて「本当に自分には、もったいないくらいの素敵な女性です。『自分なんかでいいのか？』そう考える時期もありましたが…誰よりも大切にできる、そう確信が持てたので、プロポーズさせて頂きました」と結婚に至った経緯を綴った。
“２人で力を合わせ”これからテニス界でどんなことをしてくれるのか？ ２人の幸せを願うとともに、今後の活動も楽しみにしたい。
構成●スマッシュ編集部
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