倉科カナとSexy Zone・菊池風磨がW主演を務めるドラマParavi「隣の男はよく食べる」(毎週水曜深夜0:30-1:00、テレビ東京系※Paraviにて配信中)の第8話が5月31日深夜に放送された。大河内麻紀(倉科)と本宮蒼太(菊池)はお互い仕事が多忙になり、なかなか時間が取れずにいた。それでも何とか蒼太に料理を作ってあげようとする麻紀だったが、あることをきっかけに麻紀は不信感を募らせていく。(以下、ネタバレを含みます)
■「隣の男はよく食べる」とは
「隣の男はよく食べる」は、美波はるこ氏による同名のデジタルコミックを原作にしたラブストーリー。長年恋から遠ざかっていた料理上手な独身オトナ女子の手料理をきっかけに始まる、肉食年下イケメン男子とのピュアで不器用な関係を描く。
35歳、彼氏いない歴約10年の大河内麻紀を倉科、麻紀の隣の部屋に住む肉食年下イケメン男子・本宮蒼太を菊池が演じる。また、麻紀と同じ会社で働く同期でなんでも話せる麻紀の良き理解者・町田桜役に山田真歩、何かと気に掛けてくれる麻紀の頼れる上司・篠原一義役に高橋光臣、昔蒼太が働いていた会社の上司で蒼太の憧れの女性・神野沙織役に市川由衣が配役。
さらに、10年前に麻紀と付き合っていた元カレ・省吾役の塚本高史、篠原の娘・ひよりが大好きなアイドル役の佐々木舞香(=LOVE)、中華料理店の店員役の近藤くみこ(ニッチェ)が脇を固める。
■“篠原が抱きしめてきた理由”について考えを巡らせる麻紀
前話で、突然千夏(野崎智子)にバックハグをされた蒼太。そのままキスをされそうになるが、蒼太は寸前のところで千夏をかわす。そんな蒼太に千夏が「私は同時進行も全然アリですよ」と言うと、蒼太は「俺もアリ…っていうように見える?」と冷たく突き放すのだった――。
一方麻紀も、つまづいて転びそうになったところを篠原に支えられ、そのまま抱きしめられていた。突然のことに麻紀が「あのー…篠原さん?」と戸惑っていると、篠原は「あぁ、ごめん」と言って何事もなかったかのようにその場を立ち去っていく。
その後、麻紀は一人帰り道で“あの篠原さんが私のことを女として見てくれてるとか?”と考えるが、“ないない!あるわけない!あるわけないから!”と心の中で自分に言い聞かせるのだった。
■「いっぱい食べておかないと」蒼太が麻紀に“食い溜め”宣言
後日、出社した麻紀は篠原から「本当に申し訳ない!あんなセクハラとも捉えかねないことをしてしまうなんて…」と、抱きしめた一件について謝罪される。かなり反省した様子で「もしも大河内さんの中で許し難い心の傷になっているのであれば、辞表を出す覚悟で…」と話す篠原。
それに対して麻紀は「全然そんな風に思ってませんよ。ただのアクシデントじゃないですか。篠原さんのおかげでケガせずに済みましたし」と、全然気にしていない素振りを見せる。
こうして前日の出来事が不問になったことで、篠原はそのまま本題に移り、麻紀を“新ブランドの営業リーダー”に任命するのだった。
重大なポジションを任された麻紀はさっそく展示会も開くことになり、蒼太との夕食時に「展示会が終わるまでは、あんまりごはん作れないと思うんだよね」と告げる。すると蒼太も「俺も忙しくなりそうなんだよね」と話し、続けて「いっぱい食べておかないと。麻紀ちゃんのごはんと…麻紀ちゃん。食い溜め」と言って麻紀にほほ笑むのだった。
■“沙織”という女性の存在で麻紀と蒼太の関係に亀裂が入る
その後、麻紀と蒼太はお互いに多忙を極める。そんな中でも麻紀はどうにか時間を作り、蒼太のために料理を用意してあげることに。そして作った料理を蒼太の部屋まで届けようとしたところ、たまたま蒼太の部屋から出てきた千夏と遭遇。そこで千夏は「私、彼氏できたんで。本宮さんとか全然興味ないし」と告げると、麻紀の耳元で「お姉さんの敵は別にいます。キッチンのところに怪しいメモが」とささやいた。
千夏の言葉が引っかかる麻紀は、蒼太にごはんを渡した後もどこか落ち着かない様子。そしてこっそりキッチンに置いてあったメモを見てみると、そこには「蒼太くん またいっぱい食べてね 沙織」というメッセージが。
さらに突然蒼太から「料理、作んなくていいよ」と言われてしまう麻紀。もちろん仕事で忙しい麻紀を気遣っての発言だったものの、蒼太の「ごはんくらい何とかできるから」という言葉に麻紀は傷ついてしまう。
後日、“沙織”という女性の存在がどうしても気になった麻紀は、部屋に訪れた蒼太に直接問い詰める。そこで蒼太は「仕事の取引先の人」と答えるが、「普通、仕事関係の人『蒼太くん』って下の名前で呼んだりする?」「おかしいよ…」と麻紀のモヤモヤは一向に晴れない。
そんな麻紀に対して蒼太も、「なんもやましいことなんかしてないよ」「なんでそんな疑うの?俺のこと信用できない?」と反論。そして最後に「もう…やめよう」と一言告げると、麻紀の部屋から出ていくのだった。
蒼太の言った「やめよう」とは一体どういう意味なのか考える麻紀は、より一層不安を募らせていく。そんな中、無事に展示会を終えて打ち上げに参加した麻紀。帰りにタクシーで家の前まで篠原に送り届けもらうと、そこでまたしても麻紀はつまづいてしまい、篠原に支えられる。
そのまま二人が見つめ合っていると、そこへちょうど蒼太が現れる。「何やってんの。行くよ」と言って麻紀の手を引っ張るが、蒼太に対して不信感MAXの麻紀は、蒼太の手を振り払うのだった――。
良好だった関係に亀裂が入ってしまった麻紀と蒼太。今後二人はどうなってしまうのだろうか。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
菊池風磨“蒼太”に不信感を募らせる倉科カナ“麻紀”…二人の関係に亀裂が入る「もう…やめよう」<隣の男はよく食べる>
2023年6月1日