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=LOVE・野口衣織が実写化ドラマに出演!「DIY!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」を語る「地元愛にあふれていて聖地巡礼が楽しそうな作品」【連載:いおはにほへと。#20】

WEBザテレビジョン

指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ・=LOVE (イコールラブ)のメンバーであり、アニメ好きの野口衣織が「神セリフ」からアニメの魅力をひもといていく連載企画。第20回では、2023年7月4日(火)よりMBS/TBSドラマイズムで実写ドラマが放送されることが決定し、自身も須理出未来(ぷりん)役で出演することが解禁された「DIY!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」について語る!※この記事には、作品のネタバレが含まれています。

■「DIY!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」ってどんなアニメ?

のんびり屋で不器用な結愛せるふ(CV.稲垣好)は潟々(がたがた)女子高等学校、通称“潟女”のDIY部に入部し、ものづくりを通して様々なことを学んでいく。ものづくりが盛んな新潟県三条市を舞台に、DIY(=Do It Yourself )を通じて未来を切り開いていこうとする少女たちの最初の一歩を描いた、女子高生×工具の新感覚アニメ!

■地元愛にあふれていて、聖地巡礼がとっても楽しそう!

最初、実写ドラマ出演のお話をいただいて、原作がアニメということだったので全話見させていただきました。DIY=Do It Yourselfの略だということは知っていて、DIYをテーマにした作品なんだろうなというのはわかったのですが、実際に見てみたらイラストが淡かったり、全体的に優しい雰囲気があって。見ていてすごく心が温かくなる作品だなと感じました。

新潟といったらやっぱりお米とか、ツアーで訪れた時に食べたことのあるへぎそばとかのイメージはあったのですが、三条市ではものづくりが盛んということを初めて知りました。アニメの劇中でも、三条市のブランドの工具や、実際の三条市の町並みなどがたくさん描かれています。

あとは三条市の有名な食べ物、例えば背脂ラーメンやカレーラーメン、フルーツサンドなども出てきます。主人公のせるふがよくお母さんと一緒に食べていて、調べてみると、もしかしてここのお店がモデルなのかな?というのもわかったりして面白いです。そういうのを見て「食べてみたい」「行ってみたい」って感じると思いますし、地元愛にあふれていて、聖地巡礼がとっても楽しそうな作品だなと思います!

■実は私のお母さんもDIY好きなんです!

主人公のせるふがDIY部に入部することから物語が進んでいくのですが、DIY部のくれい部長は絶対にマイナスなことを言わないんですよ。せるふが初めてネジを打った時も、うまくできずに曲がっちゃうんですけど、「むしろ味があって悪くない」と言ってくれる。初めてDIYに触れる部員たちをすごくポジティブに導いていて、すごく温かいなって。そして、部員たちも「これがDIYのあり方なんだ」と学ぶことで、とにかくみんなが優しくて、思いやりにあふれている作品です。私もDIYをやってみたい!と心から感じました。

特に、私も作ってみたいなと思ったのは、たくみんが作っていたシーグラスのブレスレット。シーグラスとは、海に流されて丸くなり宝石のように見えるガラスのことで、それをみんなで拾ってきて、貝殻などと組み合わせてブレスレットを作るシーンがあるんですね。工具の使い方や作り方の手順もアニメの中でしっかりと説明してくれて、「こうした方が粉が飛びにくいよ」みたいなワンポイントアドバイスもあるので、初心者でも真似しやすいと思います。

実は私のお母さんも結構DIYが好きで、ちょうど今つけてる指輪やイヤリングも、全部お母さんが作ってくれたものなんです。一時期、私もそういうのを作ってみたいなと思って、レジンとか買ったことがあるんですよ。でも結局やらずに、クローゼットの奥底にしまってあります(笑)。この作品を見て、改めて何か作りたいという気持ちが湧いてきたので、まずは日常で使えるような、小さなものから作れたらいいなぁなんて思っています。

■意地っ張りなぷりんが健気で愛おしい!

DIYに加えて、せるふとぷりんの友情も見どころの一つ。最初、せるふとぷりんは少しギクシャクしているのですが、実は過去にちょっとしたすれ違いがあったんですね。せるふの何気ない一言で、ぷりんにとって当たり前だったことが当たり前じゃなくなっちゃって、せるふのことが大好きだったからこそ悲しかったんだろうなって。

ぷりんはその時の言葉が引っかかっているので、つい意地を張ってしまうというか、付き合い方がわからなくなっちゃっている。ツンツンした言葉の言い回しとかもすごく不器用なんですけど、健気で純粋なのが感じられて愛おしくなります。ものづくりに囲まれた温かくほんわかした雰囲気の中にヒューマンドラマっぽい要素もあるので、色が変わっていって、見ていて飽きないです!

■ジョブ子の成長を感じる、“愛しかない”セリフ!

「だって楽しかったから。あの時、すごい楽しかったから。(中略)せるふや部長やたくみんやしーも同じ気持ちを感じてくれてたらいいなって」ジョブ子(第8話より)

ジョブ子は12歳の天才留学生で、本名はめちゃめちゃ長いんですけど、いつも「グッジョブ!」って言ってるので、あだ名が“ジョブ子”。初めて登場した時に「DIYなんてカビの生えた時代遅れの役立たずの代物よね」って言ってきて、なんて生意気な子なんだ!と思いました(笑)。飛び級していて知識もあるし、度胸があって強い子だと思うんですけど、大好きな酢昆布を前にしたら喜んじゃう姿とか、たまにそういう子供っぽいところが出ると「やっぱりまだ12歳なんだな」と感じるキャラクターです。

神セリフとして選んだのは、ジョブ子がツリーハウスの設計図を引き受けて行き詰まっている時に、「なんでそもそも引き受けたのよ」と聞いてきたぷりんに対して、答えたセリフ。“あの時”というのはジョブ子ちゃんがお母さんと一緒に初めてツリーハウスを作った時のことで、お母さんとお父さんがすごく楽しそうで、自分も楽しかったから、DIY部のみんなにも同じ気持ちでいてほしいと思っているんです。

ジョブ子は“潟”と“湯”の字を間違えたことで、お隣にあるエリート校の“湯専”ではなく“潟女”に来てしまったので、「私が学びたかったのは最先端の技術なのに」という悲しさもあって、DIY部に当たってしまっていました。でも実は、DIYが好きな気持ちは他の子たちと同じ。だって、ものづくりが好きだからこそ最先端を学びたいわけじゃないですか。だから、DIY部の仲間たちと過ごしていろんな気持ちが芽生えていった中で、お母さんと一緒に楽しく作ったツリーハウスを、今一緒にDIYを楽しんでいる部活のメンバーと作れるかもしれない、と重ねていた部分があったのだと思います。

最初は素直になれず、DIYに対して「カビの生えた」なんて言っていた子が、今では「みんなが楽しむ姿を見たい」「一緒にDIYをやりたい」と思っていて、自分ができないかもしれない役目を引き受けてまでみんなの力になろうとしているなんて、そこには愛しかないですよね。とても感慨深いというか、ジョブ子の成長を感じられるセリフだなと思うので、大好きです!

■新潟の綺麗な景色にも是非注目してほしい!

今回、実写ドラマで須理出未来(ぷりん)役を演じることになりました。グループを離れてのドラマ出演も、実写ドラマへの出演も初めてなので、最初は不安もありました。でも、スタッフさんや共演するキャストさんが皆さんすごく優しいですし、新潟での撮影も、地元の方々がとても優しくしてくださって。そういった部分もアニメの温かな雰囲気と似ているなと撮影しながら日々感じていますし、そこも含めて皆さんに伝わるような作品になったら嬉しいです。あとはやっぱり新潟の景色がとても綺麗なので、そこも是非注目して見ていただきたいです!


 
   

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