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櫻坂46「Start over!」フォーメーションでの大胆な変化 センター 藤吉夏鈴の存在感、厚みのある前中列も見どころに

Real Sound

『BUBKA (ブブカ) 2022年8月号』

 櫻坂46、6枚目のシングル『Start over!』が6月28日に発売されることが決定し、先日放送された『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京系)にてフォーメーションが発表された。各ポジションは以下の通り。

(関連:櫻坂46 藤吉夏鈴、人を惹きつける独特のオーラ

後列:武元唯衣・齋藤冬優花・幸阪茉里乃・大園玲・上村莉菜・大沼晶保・井上梨名
中列:増本綺良・小池美波・小林由依・土生瑞穂・松田里奈
前列:守屋麗奈・田村保乃・藤吉夏鈴(センター)・山﨑天・森田ひかる

 前回と比べると、13人から17人へと枠が大幅増加。一期生と二期生のうち、現在活動休止中の遠藤光莉を除いた17名が選ばれる結果となった。この選抜枠の拡大は、三期生が今年加入したことによってグループ全体の人数が増えていることが大きな理由の一つと考えられる。ただし三期生からはまだ選ばれてはおらず、結果的には一期生と二期生によるほぼ全員選抜のような形となった。今後はここにどれだけの三期生が食い込んでくるのかが注目となりそうだ。

 センターとなった藤吉夏鈴は、選ばれた理由を「ファンの方々が支えてくださったおかげ」と謙虚に振り返る。その上で「不安もある」と明かしつつ「このシングルも大切な作品になると思うので、私も責任を持ってしっかり頑張りたいと思います」と意気込みを見せた。

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 藤吉が表題曲のセンターに抜擢されるのは初。これまでセンターでパフォーマンスしてきた「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」(1stシングル『Nobody’s fault』収録)や「偶然の答え」(2ndシングル『BAN』収録)といった楽曲はファンからの人気も高く、MVで見せる演技や表情も好評だった。また、昨年よりバラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)内のドラマ「あざと連ドラ」で主演を務め、俳優としてその独特の存在感にも注目が集まっている。こうした経験を踏まえ、今作に向けて大きな注目が集まっていた藤吉だが、実際のMVでもダンスや表情において見事な表現力を見せており、作品の完成度や話題性に一役買っている。とりわけ後半のソロショットの存在感は圧巻だ。

 一方、選抜メンバーが増えたことで、フォーメーションが大きく変化している点に注目したい。特にこれまでシングル表題曲では常に3人を維持してきた前列が5人へと拡大したことは、パフォーマンスする上でも重要なポイントだ。朝の情報バラエティ『ラヴィット!』(TBS系)をはじめとした多くのメディア出演で人気拡大中の守屋麗奈、同じく多数のテレビ出演でグループを牽引する田村保乃、ファッション誌『ViVi』の専属モデルとしての活躍しながら最近では相鉄・東急直通線開業記念ムービー『父と娘の風景』に出演し注目を浴びた山﨑天、1stシングルでセンターに立ち最近ではドラマ『アクトレス』(ひかりTV)にも出演している森田ひかる、とまさにいま脂が乗っているメンバーたちが前例に揃っている。いずれもこれまでの表題曲センター経験者ということもあって、層の厚さを感じるフロントである。

 また、前列と中列を合わせたメンバー8名の呼称であった「櫻エイト」が実質的になくなり、合計で10名が中列以上に選ばれている。これにより、現在『THE TIME,』(TBS系)の水曜・木曜レギュラーとして朝の顔になりつつあるキャプテンの松田里奈と、このところメディア露出が増えてきた増本綺良の2人が前回からポジションアップ。努力の成果が表れた結果と言えるだろう。

 加えて、後列には念願の選抜入りを果たしたメンバーも多く、今作は全体的に大胆な変化が見受けられる。三期生が加入し、グループは大きな転換点を迎えている。この変化の6thシングルで、さらなる飛躍を遂げたいところだ。

(文=荻原梓)

 
   

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