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発達障害ともかかわりが深い脳機能「ワーキングメモリ」とはいったい何?【臨床心理学】

ラブすぽ

情報を一時的に保管&処理する

近年、ワーキングメモリという脳機能が注目を集めています。ワーキングメモリとは、作業を行うために必要な情報を一時的に脳で保管し、処理する機能のことです。短期記憶を発展させた認知心理学の概念で、日本語では作業記憶や作動記憶などと呼ばれています。

ワーキングメモリには「言語性ワーキングメモリ」と「視空間性ワーキングメモリ」の2種類があります。言語性ワーキングメモリは音声情報を処理する機能で、情報を「心の言葉」で操作しています(音声ループ)。この機能が優れている人は、聞き取った多くの情報をメモを取らずに記憶でき、頭のなかだけで分析することが可能です。

たとえば道順を覚えるとしたら「玄関を出たら右に進み~」といった具合に、ルートを言葉で記憶・操作しながら目的地を目指します。一方、視空間性ワーキングメモリは視覚情報を処理する機能で、情報を「心のイメージ」で操作しています(視空間スケッチ帳)。

この機能が優れている人は、言葉よりもイラストや記号で情報を記憶・分析することが得意です。道順を覚える場合は、地図や目印となる場所をイメージとして記憶・操作しながら目的地へと進んでいくことができます。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 臨床心理学』監修/湯汲英史

 
   

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