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TikTokで「ドレミの歌」なぜ流行? 潮流やはじめしゃちょーらの動画から分析

Real Sound

動画サムネイルより

 昔懐かしい「ドレミの歌」が最近、形を変えて再ブームしていることをご存知だろうか?「ドレミの歌」は「ドはドーナツのド~♪」という風に始まる曲で、幼少期に歌ったことがあるという方も多いはずだ。

参考:【写真】はじめしゃちょーの「ドレミの歌」

 しかし、いまTikTokを中心に「ドレミの歌」のフォーマットを使った動画が、大人世代からも人気を集めているのである。なぜドレミの歌が再ブームを巻き起こしているのか、流行ったきっかけや人気の理由を調べてみた。

 「ドレミの歌」の火付け役になったのは、フォロワー数が37万人を超える動画クリエイターの「小森もぐ」だ。「小森もぐ」は制服にストレートのロングヘアが特徴的な女性クリエイターで、女子高校生のあるあるネタが人気コンテンツである。

 TikTokで「#ドレミの歌」と検索すると、彼女の「新学期のJKあるある」をテーマにした動画がトップに表示されている。(2023年5月28日時点)「ドは、どこ中?のド~♪」と新学期に女子高校生がいいそうな言葉を歌に当てはめており、「まじで共感できる」「内容も演技もめっちゃリアル(笑)」と、現役高校生や、かつて同じ状況を経験した視聴者から共感が集まっていた。

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 また、チャンネル登録者数1050万人のYouTuber「はじめしゃちょー」も「YouTuberのドレミの歌」という内容で動画を投稿した。2023年5月5日にTikTokで投稿された動画は、250万回以上再生され、約17万いいねを獲得している。

 いま「ドレミの歌」がバズっている理由として、人気の「あるあるネタ」要素が含まれていることと「演技が面白い」という2つが挙げられるだろう。

 動画クリエイターの「桃太郎オフィス【元桃太郎教授】」が投稿した「ブラック企業ドレミのうた」では、ブラック企業で働いたらいわれそうな言葉を歌にしている。

 歌に加えて、スーツを着てブラック企業にいそうな上司の演技をしており、見ていて飽きない動画構成になっていた。コメントを見ると「うちの会社かな?」「ほんとにこれ」と、演技によるリアルさも相まって、さらに共感の声が集まっていた。

 クリエイターごとの職業やリアルな経験を元にして作られているため、見たらついついコメントしたくなる点が「ドレミの歌」がバズった要因だろう。また、歌に当てはめるだけで動画が作れるのも、フォーマットを使用するクリエイターが増える理由と考察する。

 共感されやすく、制作しやすいフォーマットがTikTok内での流行りを生んでいる。今後も「ドレミの歌」のような幼少期に聴いたことのある懐かしの曲を、現代風にアレンジしたコンテンツが出てきても不思議ではないだろう。

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