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「翔太郎さんがバラまいたわけではない」田﨑史郎氏が“政権擁護”でフル回転

アサ芸Biz

 岸田文雄総理が長男で総理秘書官の長男・翔太郎氏の事実上の更迭を発表したのは5月29日。公邸での“大ハシャギ写真”が週刊誌で報じられてちょうど1週間、6月1日付で辞職する。翌30日の情報番組で存在感を示したのは政治ジャーナリストの田﨑史郎氏だった。

「この日、田﨑さんは朝からテレビに出ずっぱり。朝はテレビ朝日の『羽鳥慎一 モーニングショー』にスタジオ出演。官邸では総理と翔太郎氏が敬語で話していたことに触れて『礼儀正しい』と評価していました。田﨑氏はその後、TBSの『ひるおび』にも出演し、更迭までのプロセスを解説。写真については翔太郎氏の知らないところで出回っていたと話し、流出の被害者であるかのように擁護していたのが印象的でした」(メディア誌ライター)

 田﨑氏はその後、同日放送の「ミヤネ屋」(読売テレビ)にリモート出演。公邸内の写真がメディアに流出したことについて、司会の宮根誠司が「岸田さんの単なる息子さんがやったのと、首相秘書官。この立場でやってしまったというのは…」と話を振ると、田﨑氏はこう答えた。

「この“やってしまった”というのが何を指すか、ですけれども。悪ふざけのようなことはしてはいけない。しかし、写真の流出については、これは翔太郎さんがバラまいたわけではないんですね。そこに来てた人がおそらく、非常に貴重な写真で、『誰かに見せたい』って心境になって、誰かにメールで送ったと…。その人がまた同じ写真もらったって、誰かに送ったと。翔太郎さんが知らない間に写真が流通してしまったってことだろうと思います」

 これに宮根は「首相秘書官がやっちゃダメでしょ。いちばんリスクがあることを」「拡散することやっちゃダメでしょ」とツッコミを入れると、田﨑氏は「そうです、そうです」と頷いていた。

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「3つの情報番組をハシゴした田﨑さんは、宴会写真について『翔太郎さんが世間に流出させたわけではない』と一貫して擁護の姿勢を見せていましたが、そもそも公邸内の写真を外部に漏らすような人物を中に招き入れたことが問題と言えます。報道では、“公邸忘年会”に参加したのは岸田総理の親族ということになっていますが、スパイのような人間が紛れ込んでいたら一大事。私的な集まりとはいえ、写真を流出させた犯人についても追及の構えを見せるべきです」(政治ジャーナリスト)

 朝からフル回転でテレビ出演した田﨑氏は、翌31日の「羽鳥慎一 モーニングショー」にも出演。今後も官邸で不祥事が起こるたびに、出演機会は激増しそうだ。

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