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長濱ねる、アイドルにとってコロナ禍は「時代の流れにうまく乗って、よりパワーアップした期間」

WEBザテレビジョン

長濱ねるが、8月4日(金)~6日(日)にお台場・青海周辺エリアで開催される世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2023」で3年連続となるチェアマンを務める。「TOKYO IDOL FESTIVAL」(TIF)チェアマンの役目を指原莉乃から引き継いだ2021年は、コロナ禍の情勢を鑑みリアルとオンラインのハイブリッドで10月に開催。2022年の3年ぶりとなる夏開催を経て、今回は4年ぶりの声出し、ジャンプがついに解禁となる。長濱がチェアマンの役目を通して見たコロナ禍のアイドルたちの姿やTIFへの意気込み、注目のアイドルについて語った。

■まだまだ「大丈夫かな」とドキドキしています

――3年連続のチェアマンが決まった時はどんな心境でしたか?

「またあの熱いお祭りに参加できるんだ」と、素直にワクワクしました。今年は声出しの復活やジャンプの解禁をするということで、1年目、2年目とはまた違ったTIFが見られるんじゃないかなと楽しみにしています。

――チェアマンという役目に慣れてきたのでは?

全く慣れてはいなくて、まだまだ「大丈夫かな」とドキドキしています。2年続けてきたことで顔見知りのアイドルさんが増えたことはうれしいですし、久しぶりにまた皆さんに会えることも楽しみの一つです。

■新しいアイドルさんとの出会いの場

――長濱さんならではのチェアマン像のようなものはありますか?

1年目、2年目もそうでしたが、ファンの皆さんに新しいアイドルさんとの出会いの場を提供していけたらなと思っています。私自身もチェアマンになってから出会うアイドルさんがたくさんいました。自分で何から何までプロデュースしているアイドルさんや、衣装を作っているアイドルさん、作詞やラップをしているアイドルさんなど、知れば知るほどに新たな魅力がたくさん見えてきたので、その感動を来場されるファンの方と一緒に共有できたらいいなと思っています。

――俳優としても活躍されていますが、他の現場での経験がチェアマンに生かせたこともあるのでは?

以前に比べて、新しい現場で人とコミュニケーションを取ることが好きになりました。なので、これまではコロナ禍でアイドルの皆さんと直接お話できる機会も多くはありませんでしたが、今回からはよりたくさんのアイドルさんに話し掛けて、新しい出会いができることをすごく楽しみにしています。

■声出しやジャンプは大切なコミュニケーション

――2022年のTIFで印象的だった出来事はありますか?

去年は「TIFアイドル総選挙」が印象的でした。決勝のステージは特に白熱していましたし、ファンの方の思いも込められているなと感じました。

――チェアマンとして迎える夏開催のTIFも初めてでしたね。

すごく暑かったですね。「これが夏のTIFか」と改めて思いました。気温が高いこととステージの熱気でボルテージが一気に高まっている感じがしました。ただ、アイドルの皆さんがちょっと心配にもなりました。皆さん、水分を取っているかな、とか。

――長濱さんは大丈夫でしたか?

私はお水を飲んだり、日陰に入ったりしながらきちんと対策を取っていたので大丈夫でした。

今年は声出しやジャンプが解禁されるということもあって、ずっとTIFを好きでいてくださった方に「戻ってきたぞ」と思ってもらえるというワクワクもありますし、初めてTIFに参加される方や、初めて出演されるアイドルの皆さんも一緒になって盛り上がれるように、みんなが楽しめるようなフェスにしていきたいです。

――長濱さんご自身は普段、コンサートなどで声出しやジャンプをできる方ですか?

私自身はあまりできないのですが、出演者の立場からすると体や声で気持ちを表現してもらえることは楽しんでくださっている、ということが確認できる体現だと思うので、そこは大切なコミュニケーションになると感じています。

■海を越えてアイドル文化が広がっている

――コロナ禍を通してアイドル界の変化は何か感じますか?

コロナ禍だったからこそSNSがすごく普及したり、今までは届いていなかった海外の方の目に止まるようになって、海を越えてアイドル文化が広がっているのを目の当たりにしました。「アイドルって、形とか方法を変えながら、ずっといろんな人に元気を与え続けるんだ」と。

だから、コロナ禍によって文化が止まっていたとか衰退したとかではなく、時代の流れにうまく乗って、よりパワーアップした期間だったのではないかなと思っています。

――長濱さんにとってファンの存在とは?

ファンの方がいてくれるから新しいことに挑戦できますし、何かをする時に背中を押してもらえる存在です。私にとってもTIFはファンの方とお会いできる貴重な機会なので、すごく大事な場所です。

■FRUITS ZIPPERは生で見てみたい

――今年は海外からの来場者も増えるかと思いますが、「日本のアイドルのここを見てほしい」という点はありますか?

日本のアイドルと言っても、それぞれのグループで本当にたくさんの個性があり、ふわふわしたアイドルもいれば、格好良いアイドルもいる。ロックバンドみたいなアイドルがいたり、すごいレベルのダンスをするアイドルもいます。

美術館にアートを見に来ているかのような、さまざまな魅力があって、海外の方にとってもすてきな出会いがあるといいなと思います。

――今回のTIFで長濱さんが注目しているアイドルはいますか?

ちまたで大はやりしているFRUITS ZIPPERさんは、ぜひ生で見てみたいです。ステージがすごく楽しみですし、今後の出演者発表も胸を高鳴らせながら待っていてほしいです。

■今までのアイドル像と令和のアイドル像で全然イメージが違う

――これまでのTIFチェアマンの経験を経て、アイドルという存在そのものの見方で変わったことは何かありますか?

アイドルと言っても、今までのアイドル像と令和のアイドル像で全然イメージが違うんじゃないかなと思っています。今は“現実味がないようなアイドル”というよりも、個々の魅力がいっぱいで、マルチに活躍できるいろんな才能があることが新しいアイドル像だなと感じています。

ステージを通し見ていただく他に、さらに掘り下げて、そのアイドルのSNSなど、個人が発信しているものを見ていただけると、より楽しめると思います。その人の人物像をより知りやすい時代になったと思うので、歌って踊るステージの上での姿しか分からない偶像のアイドルというより、その人の本質的な深いところまで楽しめる時代になったと感じています。

TIFを通して新しく出会った方とかのインスタグラムをのぞいてみると、アーティスティックな投稿が多いなとか、ファッションがすごく好きなんだなとか、本をたくさん読んでいらっしゃるんだなとか、ステージからでは分からない魅力にたくさん溢れていて、二度得したような気分になるというか。それが私なりの楽しみ方だったので、ぜひおすすめしたいです。

――では最後に、今年のチェアマンとしての意気込みを聞かせてください。

きっと暑い夏になると思います。思い残すことなく、今まで溜まっていたものを全て解放して、「また来年まで頑張るぞ」と思ってもらえるような、ホッと一息つけるようなフェスにしたいです。

――長濱さんもジャンプしますか?

普段はなかなかできないんですけど、今回はチェアマンなので私も堂々と一緒にジャンプしたいなと思います(笑)。

◆取材・文=山田健史

 
   

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