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船越英一郎、共感できないせりふに「言っていて辛かったです(笑)」戸田菜穂と共にドラマの見どころを語る<テイオーの長い休日>

WEBザテレビジョン

6月3日(土)スタートの土ドラ「テイオーの長い休日」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)の制作発表が5月29日に都内で行われ、主演の船越英一郎、共演の戸田菜穂が登壇した。さらに、司会を担当するアキラ100%こと大橋彰が現れ、この場で自身もドラマに出演することが発表された。

同ドラマは、仕事がなくなった“2時間ドラマの帝王”が、ある事情を抱えた女性マネジャーと共に人生のリベンジに奔走するヒューマンコメディー。1年以上仕事がない熱護大五郎(船越)は、付き人の萩原匠(今井悠貴)と自宅で優雅な日々を過ごしていた。そんな中、ある事情で業界を追われた元敏腕マネジャー・吉田ゆかり(戸田)が熱護のマネジメントをすることになる。

■船越英一郎、役どころに「ためらいしかなかったです!」

これまでに、数多くの“2時間ドラマ”で主演を務めた船越。今回、仕事がなくなった“2時間ドラマの帝王”役を演じることについて船越が「ためらいしかなかったです!」と語ると、会場からは笑いが。

しかし、「セルフパロディーをやらせていただくということは、役者にとってこれ以上の幸せはないことですが、同時に暴挙とも言えます。暴挙とも言える大冒険ですが、制作の皆さんから受け取らせていただいたラブレターだと思いますので、躊躇(ちゅうちょ)している場合ではないと、意を決して、まさしく荒海に乗り出した船越英一郎です」と意気込みを語った。

役どころについて聞かれた戸田は「(吉田ゆかり)は、電気もつかないような家で、子供3人を抱えて、一人で頑張っているお母さんですが、すごく明るくて前向きでくじけなくて、若々しい役です。この役を演じるにはすごいパワーが必要で、明るさ200%で頑張っています!」と笑顔を見せた。

■戸田菜穂、船越英一郎の印象を「頼りになる船長です」

戸田の印象を船越は「戸田さんは、前にも夫婦役でご一緒させていただいていますが、実に聡明な方です。緻密に役を組み立てていますが、感覚的なものをお持ちで、瞬発力が素晴らしいです!一緒にやっていてすごく刺激をもらえます」と称賛。

そして、戸田は「船越さんは建築家のように緻密に計算されて役作りをしていて素晴らしいなと感じます。俯瞰でみなさんを見てくださり、誘導してくださるので、頼りになる船長です」と船越への思いを語った。

また、会場には同ドラマで熱護が出演した架空の作品のポスターが展示されていた。その中の数作品は、船越自身が過去に出演したドラマのオマージュだと明かされ、船越が「僕と熱護のフィルモグラフィーが似ているんです!」とコメント。戸田は「毎回、(架空の作品の役で)出て来るときに、(船越が)声色を変えていたりするので、どう出てきてくださるのかがいつも楽しみです」と話した。

司会のアキラ100%に「ドラマの面白さは何パーセントですか?」と問いかけられた船越は「1000%です!」と回答し、続けて「今回、“%”でくくろうとしていませんか(笑)?」とツッコミ、会場に笑いが起きた。


■船越英一郎、戸田菜穂がマネジャーならどうですか?と聞かれ…

記者からの質疑応答で、同ドラマで“2時間ドラマ”が取り上げられているが、実際に“2時間ドラマ”への意欲が高まったのかを聞かれた船越は「2時間ドラマは、日本が世界に誇れる文化だと思うので、また活発に作られる時代が来てほしいです。このドラマがそんな思いの一助にもなればいいですし、“2時間ドラマ愛”にあふれた作品になっているので、この作品を見た方が“また2時間ドラマみたいな”と思ってもらえたらうれしいです!」と思いを明かした。

続けて、実際に戸田がマネジャーならどうですか? と尋ねられた船越。笑顔を見せながら「最適任者だと思います!戸田さんだったら全部“イエス”と答えます」と答えた。

そして、熱護のせりふの中で共感するフレーズについて船越は「僕と熱護は似ても似つかないですが、でも、どこかで共通する部分があります。(熱護のせりふの中で)一番共感できるのは“すべては視聴者に面白く見てもらうことが大事だ”という言葉です。逆に、全く共感できないせりふもあります。1話で熱護が自分の俳優の教示を語るシーンがありますが、このせりふは僕の俳優人生を全否定しています、言っていて辛かったです(笑)」と振り返った。

■船越英一郎&戸田菜穂、ドラマの見どころを語る

最後に、戸田は「この作品はコメディーではありますが、変わらないことの大切さや自分を肯定する優しいメッセージがたくさん含まれています。悩んで立ち止まっている方には、一歩踏み出すきっかけになるようなせりふもたくさんあります。このドラマを見たら元気出るなと思ってもらえるような、寄り添えるドラマになればいいと思っております」と話した。

そして、船越は「笑って、泣けて、最後に温かいものが残るすてきなドラマになっています。このドラマが“もう一度出直すぞ”“また人生立て直すぞ”という人たちの肩を優しく押すようなドラマになればいいなと思います。そして、このドラマがコミュニケーションツールとしてお役に立っていただければ本望です」と締めくくった。

 
   

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