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ロッテ育成左腕・フェリス、目標は「ZOZOマリンでの登板」支配下選手を目指し奮闘中!

ベースボールキング

 「来日前は遠い国でしたので、とても不安に思う点もあったんですけど、来日していろんな方と話をしたりして、本当にリスペクトのある国でとても好きですし、食事などもとても好き。本当に良い国だなと思います」。

 ロッテの育成左腕ダリットソン・フェリスは周りの選手、コーチ、スタッフに助けられながら、ジャパニーズドリームを掴もうと奮闘している。

 公式戦初登板となった3月21日の西武二軍戦で1回2失点、4月1日の日本ハム二軍戦は1回無失点に抑えたが、4月5日のヤクルト二軍戦から3試合連続失点と苦しいスタートになった。

 「最初の方の試合ではあんまり良くはなかったんですけど、いろんなコーチの話でしたり、チームメイトにたくさんアドバイスを聞きながら、最近は日本の野球に適応するためのアドバイスをもらって徐々に良くなってきていると思います」。

 4月22日の日本ハム二軍戦で1回を無失点に抑えると、同試合から5月16日の楽天二軍戦にかけて5試合連続で無失点。4月22日の日本ハム二軍戦で、0-3の6回二死走者なしで中島卓也に2ボール1ストライクから投じた4球目のインコース151キロストレートが素晴らしかった。2回を無失点に抑えた5月9日のヤクルト二軍戦では、三ツ俣大樹に3ボール0ストライクから148キロストレート見逃しストライク、149キロストレート空振りで2ストライクとし、最後は149キロストレートで空振り三振。オールストレートで、3ボール0ストライクから三振に仕留めた。4月1日の日本ハム二軍戦も16球中12球がストレートと、力強いストレートで押し込めている時は、スコアボードに0を入れる登板が多い印象を受ける。

 「ストレートに関してはコーチの方々とたくさんアドバイスをもらって、徐々にストレートが強くなっている実感があります。その中でもスタッフもコーチ陣をはじめ、チームメイトからたくさん吸収して今のストレートがあると思っているので、感謝しています」。

 一軍の左のリリーフ事情で言えば、坂本光士郎が16試合・15回1/3を投げ、5ホールド、防御率2.35の成績を残しているが、他の中継ぎ左腕は一軍に定着ができていないのが現状だ。「日々勉強して、日々登板するための準備をして、(支配下選手に)近づくための準備をしていきたいと思います」とフェリス。安定した投球を披露し続ければ、目標に掲げる「ZOZOマリンでの登板」、そして背番号二桁も見えてくる。

取材・文=岩下雄太

 
   

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