東京医科大学の不正入試問題をめぐる裁判で、東京高裁は性差別によって不合格となったとして、慰謝料を1審から倍増した判決を言い渡しました。
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東京医科大学の入学試験を受けた元受験生の女性らは、一部の男性のみが加点される採点方法がとられたとして、大学側に慰謝料などを求める裁判を起こしました。
2審の東京高裁は30日、性差別による憲法違反があったと認め、本来であれば合格していたはずの元受験生4人について、「入学する地位と資格を喪失したのであって、被った精神的被害は大きい」などとして、慰謝料を1審の最大150万円から最大300万円に倍増する判決を言い渡しました。（ANNニュース）
