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【WSTサンフアン・パーク2023】ラストランを決めきった草木ひなのが4位 3種類のノーズグラインドを披露した開心那が5位 優勝はスカイ・ブラウン

マガジンサミット

2024年パリオリンピック予選を兼ねた大会「ワールド・スケートボード・ツアー(WST)サンフアン・パーク2023」の決勝が現地時間5月28日にアルゼンチンのサンフアンで開催され、日本勢は草木ひなの(15歳)が4位、東京五輪銀メダリストの開心那(14歳)が5位に入賞。
日本人の母を持つイギリスのスカイ・ブラウン(14歳)が女子では唯一の90点台を出し、2月の世界選手権に続いて優勝を勝ち取った。

東京五輪金メダリストの四十住さくらは右膝怪我の影響もあり、残念ながら準々決勝で敗退。
女子パーク日本勢は東京五輪の予選大会からずっと表彰台入りしていたが、今大会は初めて日本勢が表彰台を逃す形となった。

今回の結果により現在のオリンピックランキングは、1位はイギリスのスカイ・ブラウン、2位が開心那、3位が草木ひなのとなった。
日本勢は他に5位が四十住さくら、17位に中村貴咲と続いている。

男子は日本勢初の決勝進出が期待される永原悠路(17歳)が大健闘の10位。
8位以上が進出する決勝への出場は叶わなかったが、オリンピックランキングでは15位につけており、パリ五輪へ大きな一歩を踏み出した。

【パリ五輪の出場枠は?】

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パリオリンピック・スケートボードは、2024年6月24日時点でオリンピック世界スケートボードランキングに入っている必要があり、東京五輪と同じくストリート(男女)とパーク(男女)の4種目が行われ、各種目22名ずつ(合計88名)出場でき、東京五輪の時よりも8名多く出場できるようになった。 ※1カ国1種目につき、最大3人までの出場。

五輪ならではの見所は、5大陸(アフリカ・アメリカ・アジア・ヨーロッパ・オセアニア)枠が確保されているところ。 1つの大陸から、選手がオリンピックランキングの上位に入れず、出場枠を取れなかったとしても、その大陸の代表選手のランキング上位の選手が出場できるため、世界的な大会ではなかなか見る事のできないような国の選手も、五輪の大舞台では見ることができる。

【パリ五輪スケートボード・パーク種目のルール】

45秒間自由にコース内を滑り、技を披露するランを3本行い、その内の最高得点で順位が決まる。技を失敗した時点でストップとなり、採点は100点満点で、小数点以下2点までとなる。

ジャッジの基準は技の難易度と多様性、技の出来栄え、コース全体を流れるように使い、全体のセクションを使えているか等。

【ラスト1本を見事に決めた/草木ひなの】

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