ワウリンカ(BNPパリバ・プリムローズ)
画像提供:ゲッティイメージズ
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38歳のワウリンカは四大大会3勝を誇り、全仏オープンでは2015年に優勝を飾っている。しかし、近年は四大大会で勝利を挙げられておらず、2021年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)1回戦でP・ソウサ(ポルトガル)に勝利したのを最後に白星を挙げられていない。
今大会の1回戦、第1セットは両者2度ずつブレークポイントをしのぎキープを続けタイブレークに突入する。タイブレークではワウリンカが1度のミニブレークに成功し、1時間8分で先行する。
続く第2セット、第3ゲームでこの日初めてのブレークを果たしたワウリンカがリードを守り2セットアップとする。
第3セット、ワウリンカは第1ゲームでブレークに成功したものの、第8ゲームでブレークバックを許し、この試合2度目のタイブレークに入る。タイブレークではラモス=ヴィノラスが2度ミニブレークに成功し1セットを返す。
第4セット、セットを取った勢いにのるラモス=ヴィノラスにワウリンカは序盤で2度のブレークを許すと、その後ボールをあまり深追いせずに試合を進め、このセットは1-6で落とし2セットオールとなる。
迎えたファイナルセット、第4セットから一転してギアを上げたワウリンカは第3ゲームと第7ゲームでブレークに成功。その後1度ブレークを返されるもリードを守り切り、4時間35分の死闘を制した。
勝利したワウリンカは2回戦で世界ランク108位のT・コキナキス(オーストラリア)と対戦する。コキナキスは1回戦で第20シードのD・エヴァンス(イギリス)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日の1回戦では、第1シードのC・アルカラス(スペイン)や第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、第14シードのC・ノリー(イギリス)、同112位のダニエル太郎らが2回戦に駒を進めている。
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