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パルティトゥーラ起点にファミリーの枝葉を大きく伸ばすか 繁殖牝馬として大成功の可能性

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【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆先週の血統ピックアップ
・5/28 日本ダービー(GI・東京・芝2400m)

 好位追走のタスティエーラが残り200mで先頭に立ち、ソールオリエンス、ハーツコンチェルト、ベラジオオペラの追撃を抑えて優勝しました。上位4頭の着差はクビ、ハナ、ハナ差。1〜4着が同タイムのダービーは90回のレース史上初めてです。勝ったタスティエーラはサトノクラウンの初年度産駒。サトノクラウンはイギリスの2歳G1を勝ったライトニングパールの全弟で、現役時代、宝塚記念や香港ヴァーズなど芝中距離で6つの重賞を制覇しました。種牡馬としては他にウヴァロヴァイト(スイートピーS)やトーセンローリエ(アネモネS)を出しています。

 現時点で東京芝の連対率19.6%に対し、中山芝は10.8%と、東京向きの傾向が出ています。母パルティトゥーラは芝1600mで3勝。3勝クラスまで出世しました。タスティエーラが初仔で、現2歳の半妹スパルティート(父ブリックスアンドモルタル)も評判がいいようです。クラフテイワイフにさかぼる牝系は、これまでにカンパニー、トーセンジョーダンなど多くの活躍馬を生み出していますが、ダービー制覇は初めて。これまではトーセンホマレボシの3着が最高着順でした。パルティトゥーラは繁殖牝馬として大成功する可能性があり、ここを起点としてファミリーの枝葉を大きく伸ばしていくものと思われます。

◆今週の血統注目馬は?
・6/3 由比ヶ浜特別(2勝クラス・東京・芝1400m)

 東京芝1400mに強い種牡馬はイスラボニータ。2013年以降、当コースで産駒が20走以上した107頭の種牡馬のなかで連対率38.1%は第1位。リサリサは前走、当コースで行われた1勝クラスを勝ってここに臨みます。昇級初戦となりますが、コース適性を味方につければ善戦可能でしょう。

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