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シメオネの策に苦しんだ久保建英。名将が徹底したアトレティコのソシエダ対策とは【分析コラム】

フットボールチャンネル

●久保建英は珍しく沈黙

 ラ・リーガ第37節、アトレティコ・マドリード対レアル・ソシエダが現地時間28日に行われ、2-1でホームチームが勝利した。ソシエダは敗れたものの、同日に試合を行っていた5位ビジャレアルが敗北したため、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場が確定している。久保建英はその立役者と言っていいだろう(文:小澤祐作)

【動画】アトレティコ・マドリード対レアル・ソシエダ ハイライト

 レアル・ソシエダにとっては、ショックが大きくない敗戦となった。

 強敵アトレティコ・マドリードの本拠地に乗り込んだソシエダは、かなりの苦戦を強いられた。5-4-1の強固なブロックを敷く相手に対し、ボールを持つことはできるが、フィニッシュに繋げられない。事実、ソシエダは7分にファーストシュートを記録したが、そこから2本目を打つまでに35分を費やしている。

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 まさにボールを“持たされていた”ソシエダは、37分に1本のパスからアントワーヌ・グリーズマンにゴールを献上。これでさらに厳しい状況に置かれると、73分にはナウエル・モリーナにゴールネットを揺らされてしまった。

 ソシエダは88分にアレクサンダー・セルロートが1点を返すも、同点に追いつくほどの勢いはなく、敵地で1-2と敗北。スコアこそ1点差だが、内容面ではかなりの力の差を見せつけられたと言える。

 そんなアトレティコ戦でも先発出場を飾った久保建英は、ここ最近のような輝きを放つことができなかった。チームトップのドリブル成功数3回という立派なスタッツこそ記録したが、シュートは0本でキーパスも0本。珍しく決定機には絡むことができず、71分にベンチへと下がっている。

 では、なぜ久保はここまで沈黙したのか。その理由は、ディエゴ・シメオネ監督のある策にあった。

●シメオネは久保建英が最も危険な存在と認めた

 今季のアトレティコは3-5-2をベースにシーズンを過ごしてきた。ソシエダ戦でも、現地メディアのほとんどが同フォーメーションを採用すると予想していた。

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