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松下洸平「AERA」表紙&インタビュー登場 「36歳の現在地とこれまで、これから」を語る

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 松下洸平が5月29日発売のAERA6月5日号の表紙に登場する。本誌で「じゅうにんといろ」の連載を続ける松下。今号では表紙とロングインタビューにも登場し、36歳の現在地について語る。

松下洸平「数え切れない出会いに支えられた」 俳優としての思いを語る『AERA』

 表紙に登場する松下洸平は、今について「多少なりとも自信がついて、良い意味で力が抜けた」と語る。お芝居はより生身の人間に近づいたとか。NHK連続テレビ小説『スカーレット』に出演するまでの10年については「あの10年がなかったら、僕は今ここにいません」と振り返る。思うようにいかない時期も「いつか光は差す」と信じて続けてきたと語った。

 これからについては、30代半ばになり「少し遠い未来に思いをはせることも増えた」と言う。松下さんの過去・現在・未来がすべて詰まったインタビューとなっている。連載「じゅうにんといろ」にて松下さんが「自分にはない強さに憧れていた」という、元格闘家の魔裟斗がゲスト。表紙の撮影は蜷川実花が務め、スーツ姿のクールな松下をとらえた。グラビアでの様々な表情も必見。

 また東大、京大、阪大、早慶上理、MARCH、関関同立。これら難関16大学に強い高校はどこなのか。合格者数ランキングを2023年と1993年で比較し、どんな変化があったのかを詳報する。例えば東大では、渋谷教育学園幕張や西大和学園が躍進している。専門家は「ガリガリ勉強させるより、情操教育に力を入れているところが伸びています」と分析。事実、渋幕を取材すると「楽しくなければ学校じゃない」と校長が言い切る工夫が校内のあちこちに存在した。

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 昨今人気を集めるデータサイエンス学部について詳しく分析する記事もあり、文理融合を図り、発想力や課題解決力を磨こうという大学の狙いや、この分野で女子学生を増やそうという大学の覚悟が伝わってくる記事となっている。受験生を抱える家庭はもちろん、これからの教育を考えるうえでも必読であろう。

 カンヌでも注目を集める映画『怪物』。本作を通して是枝裕和が描きたかったものは何なのか。是枝と主演の安藤サクラ、永山瑛太の鼎談も収録。是枝は今の世の中について「自分に理解できないものを『怪物』として、理解しようとせずに蓋をしてしまう」と分析する。安藤や永山もそれぞれが抱く怪物像を語った。

 またスープストックトーキョーの離乳食提供を巡る炎上騒ぎが起こり、公園で子どもの声がうるさい、公共交通機関などでベビーカーが邪魔だという声もたびたびあがる。このような「子育てを巡る分断」はなぜなくならないのか、またこの「分断」はわかりやすい対立構造に「見せられている」だけではないのか。ライターの武田砂鉄と、漫画家の田房永子が対談で語り合う。

 「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」が公表され、岸田首相は「歴史的だ」と強調したサミットでしたが、被爆者などからは怒りや落胆の声が聞かれた。日本原水爆被害者団体協議会の木戸季市事務局長は「核の傘の下で戦争をあおるような会議になった」と強い言葉で批判する。核兵器禁止条約にも核廃絶にも触れていない、という限界も指摘されている。あのサミットをどう読み解くべきかと考える記事も収録している。

(文=リアルサウンド ブック編集部)

 
   

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