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本田夕歩(Couleur Clarity)[インタビュー]新たなる夢のはじまり――コスプレイヤーが語る新アイドルグループ結成物語「私たち自身は無色透明、みなさんがパレットで色づけしてください」

Pop’n’Roll

コスプレイヤー、YouTuber、グラビアタレントとして知られる本田夕歩。さまざまなフィールドで活躍中の彼女が、コスプレイヤーを中心にした7人組の期間限定完全自己プロデュースアイドルグループ・Couleur Clarityのメンバーとしてアイドル活動をスタートする。本格的な活動を前に彼女の想いを訊いてみた。

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撮影:河邉有実莉
編集協力:村田誠二

≒JOYの江角怜音ちゃんは、もう魅力しかない子で、すっごく好きです

――本田さん自身、現在“アイドルヲタク”だそうですが、最初にこれまでのヲタク遍歴を聞かせてもらえますか?

本田:
実はアイドルヲタクをずっとやっていたわけではないんです。アイドル自体に興味を持ったのはAKB48さんで、中学生の頃に“アイドルってめっちゃ可愛い”って知ったんですね。で、そのあとはアニメも並行して好きだったので、声優さんが好きだったり……当時観ていた『けいおん!』という作品は、声優さんが実際にライブでバンドをしたり、顔を出して演奏したり歌ったり、声優さんもステージに立ってきていたんです。それこそ『ラブライブ!』は、μ’s(ミューズ)の声優さんが制服を着てリアルなステージに立ったりしていて。ですので、『ラブライブ!』も好きですね。

――アニメを通じて声優のライブステージに興味を持ったんですね。

本田:
そうです。で、ここ最近、私のSNSのタイムラインに“いいね”がすごくついてる子がバーッと流れてきて、可愛いなと思った子を検索してみたらアイドルちゃんだった、ということが多かったんです。そんなふうに、可愛い子をフォローするというところから始まったんですけど、ちゃんとアイドルヲタクをし始めたのは去年の6~7月くらいで、それが、指原(莉乃)さんがプロデュースしている“≒JOY”でした。去年の3月にお披露目して、やっと1周年を迎えたくらいの、まだでき立てほやほやなんですけど、もともと先輩たちの=LOVEさんと≠MEさんを知っていて、それも最初は“可愛い~”くらいで止まってて、ファンクラブに入るとかじゃなくて、ライブにも“一般で取れたら行こうかな”くらいのミーハー感だったんです。で、毎年合同ライブをやってらっしゃって、そこで第3のグループができるということを知って、≒JOYがお披露目されて、そこから“どういう子がいるんだろう?”っていうのはチェックしていて、本格的にハマったのは<イコノイジョイ2022>のアーカイブ配信を観て推しメンができたことでした(笑)。なので、アイドルヲタク歴は1年も経ってないんです。

――≒JOYの推しメンは?

本田:
センターを務めている江角怜音ちゃん。彼女はもともとアイドルに興味もないし、目指していたわけでもなくて、お母さんが勝手に応募したみたいなんです。それが、女の子のアイドルとしては珍しいなと思って、まず興味を持ったんです。そのあと、書類審査も2次もトントントーンって受かっちゃって(笑)、そういう子がお披露目ステージで全力でアイドルしてて、もうすごすぎる!と思って。アイドルに興味もなかった子が、お客さんにいっぱいニコニコ笑顔を振りまいているのが、私には信じられなくて(笑)。度胸とかメンタルがヤバいなと思って調べてみたら、空手を幼稚園から中学3年生までやってて、納得してしまいました。そのせいもあるのか、やっぱりものすごい努力家で、“先輩たちの大きなステージを台なしにしないように”みたいなことも言っていたので、徹底して完璧に仕上げるという姿勢にも惹かれました。

――ルックスだけではなく、江角さんのメンタルや急成長ぶりが刺さったんですね。

本田:
あと、ちょっと変わってる子なんですよ(笑)。配信では、だいたい趣味の話をしているんですけど、アニメが大好きで、その守備範囲が本当に広くて(笑)。“絶対生まれてもいないでしょ!?”という時代の、例えば『ドラゴンボール』とか、私でも知らないものまで知ってたり、最近はお香を焚いてるとか(笑)、お風呂でクラシックを聴いてるとか、朝活頑張ってるとか、ちょっと普通のアイドルちゃんとは違った魅力がいっぱい詰まっているんですよね。今は(≒JOYが)1年も経ってだんだん慣れてきたのか、ライブパフォーマンス中の表情管理もものすごく上手になってて、前みたいにニコニコするだけじゃなく、「超孤独ライオン」っていう楽曲では、めちゃくちゃニヒルに笑ったり、そのギャップがものすごく可愛いんです。お話し会だとニコニコアイドルちゃんというか、等身大の18歳という一面もあって、もう魅力しかない子で、すっごく好きです(笑)。

――本田さんの江角さんへの愛の強さが、ものすごく伝わってきました(笑)。また別の機会に、改めて魅力についてじっくり語っていただきたいですね。

本田:
ありがとうございます(笑)。江角怜音ちゃんについては、もっとたくさんお話できると思います!

本田夕歩(Couleur Clarity)

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本田夕歩(Couleur Clarity)

そもそもコスプレイヤーなので、好きな子たちを集めて“同人アイドル”としてやっていきたい

――今回、コスプレイヤーが集まって新たなアイドルグループを結成することになったきっかけを教えてください。

新アイドルグループ・Couleur Clarity、結成! メンバーは紗愛、大河もも、円谷みう、乃街まの、花宮いのり、本田夕歩、芽衣

本田:
同じコスプレイヤーで、グラビア活動もしている紗愛(すずな)ちゃんが、もともとアイドルに興味があって、ずーっとアイドル活動をやってみたかったらしくて。だったら、そもそもコスプレイヤーなわけだし、本格的にアイドルをやるんじゃなくて、自分が好きな子たちを集めて“同人アイドル”としてやっていきたいということで、紗愛ちゃんが誘った7人が集まったのがきっかけですね。

――紗愛さんが好きな6人を集めたと。

本田:
そうですね(笑)。顔が可愛いとか、紗愛ちゃんなりの趣味・趣向が出たグループです(笑)。彼女がリーダーであり、プロデューサー的な役割も果たしながらメンバーの一員でもあるという感じです。

――基本、紗愛さんが主導でグループを動かしているんですね。

本田:
基本的にはみんなで一緒に作っていくんですけど、紗愛ちゃんが先導してくれていて、ほかのメンバーはサポートをしたり、できることを手伝ったりして支え合いながらやってます。

――本田さんはどういう役割なんですか?

本田:
紗愛ちゃんとは1番親しいというか、知り合って長いんですけど、彼女は頼られるのは得意なんですけど頼るのが苦手なので、そういう意味で、ツラい部分とか弱音を言えないようなところで、“大丈夫だよ”ってサポートできているかなと思ってます(笑)。

――雑誌で言うと、紗愛さんが編集長で、本田さんが副編集長みたいな感じ?

本田:
そういう役割をたぶんやってます(笑)。彼女がどう思っているかはわからないですけど、陰ながら応援する感じで。

――紗愛さんに聞いたら、“いや、実は本田さんが陰の番長なんですよ”って言うかもしれない(笑)。

本田:
ええーーーッ(笑)。でも、うちらはけっこう何でも言える関係ではあるので、“何でも言ってね”とは話してます。

――7人の中には、今回が初対面という方もいるんですか?

本田:
グループをやりますってことになって最初にメンバー全員で会った時には、私も今まで1度も接点がなかった子とか、しゃべったことはあるけど……みたいな子を含めると、半分以上は初対面でした。でも、もうさすがに1年くらい経つので、そういう雰囲気ではないですけど(笑)。

――今はメンバー同士、よくまとまっている感じですか?

本田:
そうですね。会う頻度も多いですし、会わない日にもオンラインでミーティングを重ねて頻繁にやりとりしているので、関係はより深められてるなと思います。

――女性は3人集まると派閥ができるという、昔からの教えがありますが……(笑)。

本田:
ハハハ!!! 私もそういう女性社会が怖いところはあるんですけど、うちはみんな気遣い屋さんで、協調性がありすぎるって言ったらいいのかな……“我”はあるんだけど、それを押し付けたりしない子ばっかりなので、逆にそれが、ミーティングとかでは意見を言いづらいっていう状況になって、今では紗愛ちゃんが“みんな、ちゃんと意見言ってね”みたいに言うようになってます(笑)。でも、お互いの足りないところを支え合っている感じではありますね。

本田夕歩(Couleur Clarity)

初対面の時に膝枕をさせられて、ハァ~ってなった記憶があります(笑)

――では、それぞれどんなメンバーなのか紹介してください。

本田:
まずはリーダーの紗愛ちゃんは、コミュニケーション能力の塊という人で、誰とでも分け隔てなく接して、誰とでもお友達になれる人なので、それも7人を集められた理由だと思います。あとは自分の意見をしっかり持っている芯のある子なので、例えば大人に囲まれた場所でも(笑)、“こうしたいです! ああしたいです!”って、キチンと意見を言えるのでグループがしっかりまとまっているのかなと思ってます。

大河ももちゃんは、同じくコスプレや同人グループなどいろいろやっている子で、1番の気遣い屋さんで、めちゃくちゃ周りのことを見てるなぁって感じです。ちょっと雰囲気が悪くなりそうなところで、フワッとまとめられるというか、やんわり包み込んでくれるので、ももちゃんがいてくれて平和が保たれているのかな……いや、私たち、全然バチバチはしてないですよ!(笑) あとは、例えばスタジオを予約したり裏方のお仕事をいつもやってくれているので、すごく助かってます。

乃街まのちゃんは、私の中では1番がっつりコスプレイヤーというイメージ。グループ最年少メンバーなんですけど、今、事務所の社長をやっています(笑)。自分もその事務所所属のメンバーの1人ではありつつ、所属タレントを取りまとめたり、お仕事を振ったりもしてますね。最年少なのにすごく自分の意見も言うしっかりした子ではあるけど、なぜか“犬”になりたがっていて……(笑)。なんかずっと“ワン、ワン!”言ってる、ちょっと変わった子ではあります(笑)。けど、すごくしっかりしてるので、そのギャップが可愛くてとても面白い子です。

もともとコスプレから始まって、最近はグラビアもやるようになってきた花宮いのりちゃんは、完全にムードメーカーですね。初めましての人でも誰とでも“マブ”になれる。すぐに“今日からマブだね!”って言って、そのTシャツを作っちゃうくらい(笑)、コミュニケーション能力が1番長けてて、本当に場を明るくしてくれる、ヘンで面白い子です。私、初対面の時になぜか膝枕をさせられて、ハァ~ってなった記憶があるんですよ(笑)。

――(笑)。どういう経緯で膝枕をすることに?

本田:
撮影会で一緒になった時に、休憩していたら何も言わずに私の膝で寝始めて(笑)。

――ポージングとかではなく?

本田:
そうじゃなくて、フツーに寝始めて(笑)。それくらいグイグイいく子なので、人見知りとかコミュニケーションがあまり取れない子でも、すぐに仲よくなれる人ですね。でも、写真だけ見るとただの美人、でもしゃべるとヤバイ子です(笑)。

円谷みうちゃんは、グループで顔合わせした時に、私は1番接点がなくて、本当に“初めまして”でしゃべったんですけど、すっごくおっとりしてて、もう母性の塊なんです。私が男性だったら“あ~もう、みうちゃんに包み込まれたい”って思っちゃいそうな(笑)。顔が幼いのに母性の塊なので、すごく不思議な感じになるんですけど、実は本業で服飾のデザインや裁縫もやっているので、今回のグループの衣裳のラフ画を描いたり、縫製も全部彼女が手配してやってくれたんです。そういう部分でものすごく助けてもらってます。実際にプロなので、衣裳はどこのグループにも負けないくらい可愛いかなって思ってます。

芽衣ちゃんは、コスプレイヤーではないんですけど、もともと“踊ってみた”をやっていた子で、ダンスが1番上手で、振り付け練習の時に、“そこはこうだよ、ああだよ”って指示してくれるんです。彼女はコスプレしたことはないけど、すごくコスプレイヤーに馴染んでるので、早くコスプレさせたいなっていう気持ちではいるんですけどね(笑)。彼女はイマドキのアイドルというか、どこかのアイドルグループに所属していそうな顔面なんですよ(笑)。しかもメイクが特徴的で、いわゆる地雷系メイクをしてる子なので、1番覚えやすいかな。元ZOCの藍染カレンちゃんが好きっぽくて、衣裳も彼女を参考にしていたり、ちょっとサブカルっぽい感じですね(笑)。

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