余りがち。保冷剤のジェルで切り花が長持ちする？
スイーツや冷凍食品などを買うともらえる保冷剤。もったいないから取っておいたはいいものの、出番がなく「気づいたら大量に余っていた」なんてことはありませんか？
SNSやネット上では、さまざまな保冷剤の再利用法が紹介されていますが、そのなかでも注目したいのが花の水代わりにする裏技。水と違ってこまめに取り替える必要もなく、花が長持ちするんです。
この記事では、保冷剤と水でどれくらい花の持ちに違いがあるか、比較してみたいと思います！
SNSやネット上では、さまざまな保冷剤の再利用法が紹介されていますが、そのなかでも注目したいのが花の水代わりにする裏技。水と違ってこまめに取り替える必要もなく、花が長持ちするんです。
この記事では、保冷剤と水でどれくらい花の持ちに違いがあるか、比較してみたいと思います！
なぜ保冷剤が水の代わりになるの？
多くの場合、保冷剤の成分となっているのは99％の水とわずかな高吸水性ポリマー。
高吸水性ポリマーは、自重の何百倍もの水を吸収し、保持する性質があります。切り花を挿しておけば花がジェルから水を吸い取り、継続して水を補給できるという仕組みです。
高吸水性ポリマーは、自重の何百倍もの水を吸収し、保持する性質があります。切り花を挿しておけば花がジェルから水を吸い取り、継続して水を補給できるという仕組みです。
保冷剤でどれくらい花が持つか比較検証！
保冷剤は常温に戻しておく
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使用する保冷剤は事前にジェル状に戻しておきます。中身を出すときはハサミで角を切りますが、ジェルが飛び出しやすいので注意しながら作業しましょう。
保冷剤と水を入れた瓶に花を挿して観察
2つの瓶にそれぞれ保冷剤と水を入れ、花を一輪挿します。
保冷剤の方は、ジェルが花を支えてくれるせいかきれいに飾れるというメリットを発見。
保冷剤の方は、ジェルが花を支えてくれるせいかきれいに飾れるというメリットを発見。
水の方（写真右）は定期的に取り替え、保冷剤（写真左）は乾いてきたら水を足して吸水させます。
数日経過
3日ほど経過した状態の花。どちらも様子が変わらずきれいな状態をキープしています。5日目にジェルが乾燥していたので、水を足して吸水させました。
1週間後
花がしおれたのは検証をはじめてからちょうど1週間後。水を入れた方は、葉の元気が少し残っていたものの、花びらに関してはほとんど同時にしおれました。
旅行や帰省のときにも便利
保冷剤は一度だけ水を足しただけなのに、水を毎日取り替えていた花と同じくらい持ってくれたことに感動！
5日程度は何もしなくても持つので、花を飾る初心者さんはもちろん、旅行や帰省など、家をあけるときにも安心です。
5日程度は何もしなくても持つので、花を飾る初心者さんはもちろん、旅行や帰省など、家をあけるときにも安心です。
保冷剤を使う際の注意点
絶対に口には入れない
保冷剤のジェルは性質上、体内に入ると水分を吸収し、人体に影響を及ぼす可能性があります。とくに、小さなお子様やペットがいる場合、誤飲しないように十分ご注意ください。
流しに捨てず、可燃ごみで処分
保冷剤のジェルを流しに捨ててしまうと、吸水して詰まりの原因になる可能性があります。処分する際は、必ずほかのごみと同じように捨てましょう。
多くの場合可燃ごみで処分できますが、自治体によって異なる場合があるため、地域のルールをご確認ください。
多くの場合可燃ごみで処分できますが、自治体によって異なる場合があるため、地域のルールをご確認ください。
気軽に花を飾って癒やされよう
手間をかけなくても切り花を長持ちさせる裏技。余った保冷剤は冷凍庫のスペースを取りがちなので、有効活用しながら整理できるのはうれしいですね。余分な保冷剤をもらったら、ぜひ家の中に花を飾って癒やされましょう♪
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