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「なんてことだ…」大谷翔平が10奪三振の力投も、延長10回拙守連発のエ軍に番記者が憤怒「信じられないミス」

THE DIGEST

 予想もしない拙守に米識者も頭を抱えた。ロサンゼルス・エンジェルスは現地時間5月27日、本拠地でマイアミ・マーリンズと対戦。大谷翔平は「3番・投手兼指名打者」の二刀流でスタメンに名を連ねた。

 投手としては6回を投げ被安打6、2失点(自責点1)、3四球、10奪三振の内容で先発の役割を十二分に果たした大谷。味方打線が6回裏に2点を挙げ、リードした場面で降板したものの、後を受けたリリーフ陣が打たれ、今季6勝目は叶わなかった。

 一方、打者では快音が出ず4打数ノーヒット。7回に今季7個目の盗塁を成功させ、なんとか足でチームに貢献しようと奮闘した。

 3対4と1点ビハインドで迎えた8回にエンジェルスはソロホームランで追いついたが、延長10回に1死一、二塁からレフトに高く舞い上がった打球を左翼ミッキー・モニアックがまさかの落球で、痛恨の勝ち越しを許した。

 なおも悪夢は続く。1死満塁から投ゴロに打ち取ったハイメ・バリアが本塁へ。マット・タイスが捕球し、一塁に送球して併殺打となり、最少失点で終えた。かと思われたが、両軍ベンチに戻った後に、なんと判定が「セーフ」と覆った。

 理由は、エンジェルス捕手のタイスがベースを踏み忘れており、マーリンズの得点が認められ、試合が再開されたのだ。思わぬ展開に動揺したチームは、悪い流れを食い止めることができず、直後に適時打でさらに失点を重ねてしまう。その裏にエンジェルスは1点を返すが追いつくことはできず、5対8で競り負けた。
  守備のミスを連発して敗北したエンジェルスに、現地記者も嘆きが止まらない。

 MLB公式サイト『MLB.com』でエンジェルス番記者を務めるレッド・ボリンジャー氏は「ショウヘイ・オオタニは6イニングで自責点1、10奪三振の力投で勝敗はつかなったが」と綴ったうえで、「10回にレフトのミッキー・モニアックのエラーと、マット・タイスがイニングエンドのダブルプレーになるところをファーストに投げる前にホームタッチできず、エンジェルスは4失点を喫した」と凡ミスを重ねた場面を指摘。反撃ムードに水を差して敗北したと厳しく言及した。

 同じくエンジェルス専門記者で、米紙『Washington Post』などで執筆するグレッグ・ビーチャム氏も「エンジェルスは終盤に信じられないミスを連発した。これで2連敗で28勝25敗となった」と、ア・リーグ西地区で首位を走るテキサス・レンジャーズとの差がなかなか縮まらない現状に「なんてことだ…」と落胆した。

 不安定さを覗かせた中継ぎ陣に加え、守備でも痛恨の失策を犯したエンジェルス。大谷自身もチャンスで一打が出ず、悔やしい敗戦となった。

構成●THE DIGEST編集部

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