とし、ダウンスタイルの髪型そのものがマナー違反にあたるわけではない、との見解を示した。
今回のケースについて、岩下さんは、髪を触る仕草や食事や挨拶の際に髪が料理にかかることが、他の参列者から見て気分のいいものではなく、そうした点から指摘されたのではないか、と推察。次のような対処法を伝えた。
「下を向くときに髪が垂れるので、クリップのようなものでくくり、食事や挨拶が終わったらさりげなくとれば良いのではないでしょうか」
「清潔感のある身だしなみ」で参列するのが良い
岩下さんは、どの髪型、装飾品がマナー違反かそうでないかというより、相手を思いやる気持ちが大事だと指摘。結婚式の場合は、人に好感をもってもらえるように、また不快感を与えないように清潔感のある身だしなみで参列するのが良いとした。
身だしなみは参列する人同士確認し合い、家族や知り合いにアドバイスをもらうのが良いと勧める。
そもそもの前提として、岩下さんはマナー違反だと人を批判するのは良くないと話す。
「マナーは自分がされて嬉しいことをする、自分がされて嫌なことをしない、思いやりの心の表現です。ルールがあるのは、ルールがあったほうが楽でその場に安心していられる分、人に思いやりの心を発揮することができるからです。人を批判するためにマナーのルールがあるわけではありません」