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カンヌ国際映画祭 坂元裕二が是枝裕和監督作『怪物』で脚本賞を受賞

TOKYO HEADLINE

 第76回カンヌ国際映画祭で授賞式が27日(日本時間28日未明)、フランス・カンヌにて行われ、是枝裕和監督作『怪物』が脚本賞(坂元裕二)を受賞。是枝監督が檀上で喜びのスピーチをした。

『怪物』は大きな湖のある郊外の町を舞台に、2人の少年が周囲の大人や社会に波紋を投げかけていく物語。ドラマ『東京ラブストーリー』(1991年)や映画『花束みたいな恋をした』(2021年)などで知られる坂元裕二が脚本を、今年3月に亡くなった坂本龍一が音楽を手掛けている。

 授賞式の檀上に上がった是枝監督は「ありがとうございます。一足早く日本に帰った坂元裕二さんに、すぐ報告します」と笑顔を見せつつ「僕がこの脚本の基になったプロットを頂いたのが2018年の12月なので、もう4年半前になります。そこに描かれた2人の少年たちの姿をどのように映像にするか、少年2人を受け入れない世界にいる大人の1人として、自分自身が少年の目に見返される、そういう存在でしかこの作品に関わる誠実なスタンスというのを見つけられませんでした。なので、頂いた脚本の1ページ目に、それだけは僕の言葉なんですけども、“世界は、生まれ変われるか”という1行を書きました。常に、自分にそのことを問いながら、この作品に関わりました」と作品への思いを語った。

 また、現地メディアの中継で是枝監督は、受賞後すぐに坂元に報告したところ「夢かと思った。たった一人の孤独な人のために書きました。それが評価されて感無量です」と喜びを寄せたことを伝えた。

 カンヌ国際映画祭での日本映画の脚本賞受賞は、2021年の第74回カンヌ国際映画祭にて濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が受賞して以来2年ぶり。是枝監督作品のカンヌ映画祭でのコンペ部門での受賞は2022年の『ベイビー・ブローカー』に続き2年連続となる。

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 他にも日本映画では、役所広司がヴィム・ヴェンダース監督作『PERFECT DAYS(原題)』で『誰も知らない』(是枝裕和監督・2004年)の柳楽優弥に次いで2人目の受賞となる男優賞を受賞している。

 映画 『怪物』 (配給:東宝、ギャガ)は6月2日より公開。

 
   

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