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「円満離婚」は実在する? 「円満」の裏に潜む、夫婦それぞれの“本当の気持ち”

オトナンサー


「円満離婚」は存在するのか…

【本音】生々しい…「妻が嫌い」な既婚男性134人に聞いた「理由」12個

「夫婦円満」という言葉はありますが、「円満離婚」とは一体どういうことを意味する言葉なのでしょう。推測するに、泥沼のけんか別れや裁判に持ち込む愛憎劇ではなく、2人が納得いく形で、握手で別れるということでしょうか。

 辞書などで「円満」という言葉を調べると、物事の様子や人柄などが、調和がとれて穏やかなこと。また、そのさま…と説明されています。果たして、調和が取れていて穏やかな離婚は存在するのでしょうか。「恋人・夫婦仲相談所」所長の筆者が聞いた実例とともに見ていきたいと思います。

離婚を決めてから夫との仲が深まった妻

「3年間、まともに口を利いていませんでした」

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 そう話すのは亜希子さん(38歳、仮名)。7年前に、会社の同僚だった聡さん(40歳、同)と結婚し、6歳の娘さんがいます。

「子どもが生まれてから、彼のことがどんどん嫌になってしまったんです。産後すぐから体を求めてくるくせに、育児は全くしない。不思議なくらい娘にも無関心。言われた家事は一応やりますが、それも言われない限りやらない。家族に気遣いがない冷たい態度にうんざりして、口を利くのも嫌になって。あいさつと、子どもの行事ごとの連絡のみになってしまいました。娘もそれほど懐いていません」

 この状態で夫婦関係を続けるのは無理だと決断した亜希子さんは、「娘が小学校を卒業したら離婚したい」と聡さんに話します。

「小学校の間は親が関わる行事も多いですし、父親がいた方がいいと思うので小学校卒業までは夫婦でいて、娘の卒業と同時に夫婦関係も卒業したいと言いました。彼は、離婚したいほど自分のことが嫌になっていたのかと驚いていました。私が文句を言っている態度で分からなかったのかと、逆にその鈍感さにビックリしました」

 離婚せずにどうにか結婚生活を続けたいと申し出た聡さんですが、亜希子さんの意志が固いことを感じ、離婚を受け入れます。そして、同じ職場の亜希子さんと離婚後も一緒に働くのはつらいからと、転職活動をスタートさせたそうです。

「離婚すると決まってから、かえって夫婦関係はよくなったと思います。お互いの離婚後の生活のために、保険をどうするか、養育費をどうするかなどの会話が増えました。ここに来て夫婦らしい話し合いが初めてできたんです。

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