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優勝王手の浦和Lを相手にダイレクトミドル弾!大金星の長野L、大久保舞が語るキャプテンの役割「自分がしっかりと見せないと…」【WEリーグ】

SOCCER DIGEST Web

[WEリーグ第20節]長野L2-1浦和L/5月27日/長野Uスタジアム

 AC長野パルセイロ・レディースは5月27日、ホーム開催の三菱重工浦和レッズレディース戦で2-1の勝利。リーグ優勝に王手をかけていた相手に逆転勝ちを飾った一戦で、68分に同点弾を決めたのがキャプテンの大久保舞だ。

 大久保は藤枝順心高を卒業後の15年に岡山湯郷Belleに加入。その後、伊賀FCくノ一(現・伊賀FCくノ一三重)とジェフユナイテッド市原・千葉レディースを経て、19年に長野Lに完全移籍した。

 WEリーグでは、初年度の2021-22シーズンはチームの全20試合に出場。主将に就任した今季はここまで15試合に出場している。

 チームの主軸となっている26歳MFは、浦和L戦にダブルボランチの一角でスタメン出場。精度の高い縦パスやクロスでチャンスを演出した。68分には、三谷沙也加と瀧澤莉央が右サイドで縦につなぎ、榊原琴乃がペナルティエリア手前に戻したボールに反応。ダイレクトで右足を振り抜いて、ゴール左隅に決めた。

 その軌道に、チームメイトから「クロス?」という声も上がったが、試合後の取材に応じた大久保は「シュート。狙っていた」と断言した。

 試合を通じて走り回り、終盤には足をつっているような仕草も見せた。限界まで走ったのは、キャプテンとしての責任感だった。
 
「とにかく、チームのために、献身的に。やることをやらないといけないし。キャプテンを務めさせてもらっている。戦う部分を自分がしっかりと見せないと、チームのみんなもついてきてくれないので。どの試合も、チームのために献身的にプレーするのは意識している」

 浦和L戦の勝利で7位に浮上したが、試合前は11チーム中9位だった長野L。22日に田代久美子監督の今季限りでの契約満了が発表された。勝負の世界に生きる者としての厳しさに言及しつつ、結果で指揮官への恩返しを決意する。

「少し複雑な気持ちではあるけど、こうなってしまったのは取り返しがつかないので。どれだけ自分たちが戦って、このチームの監督に、何かを残す、やれることは限られてくるので。そこは、結果、勝利として残せるように」

 首位の浦和Lを下した長野Lは、次節は3位につけている日テレ・東京ヴェルディベレーザとの対戦となる。「強いチームだし、リスペクトはするけど、臆することはなく。自分たちのサッカーを、自信をもってやって」と心構えを語る。

 そして、「根性論になっちゃうけど、走り負けない、気持ちで負けない。結局そういう部分が大事になってくると思う。そういう姿を見て、お客さんが感動したり。何かを与えられると思うので。結果にこだわりつつも見せていきたい」と意気込んだ。

取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

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