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初防衛戦でリベンジマッチに臨む小林愛三がMVP、ベストKO、ベストバウトの総取り誓う【RISE169】

TOKYO HEADLINE

「RISE169」(5月28日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月27日、都内で行われ、メインイベントで行われる「RISE QUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ」で対戦する王者・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)と挑戦者のテッサ・デ・コム(Fightteam Vlaardingen/同級1位、Enfusionストロー級王者)がともに規定体重をクリアした。

 小林は計量後の会見で今大会から制定される大会MVP、ベストKO賞、ベストバウトの総取りを誓った。

 小林は2020年12月に行われた「初代王座決定トーナメント」の決勝で陣内まどかと対戦予定も、陣内がけがで欠場となったため暫定王者に。翌年4月に正規王者に認定された。2022年3月にはGLORYに参戦し、GLORY女子スーパーバンタム級王者ティファニー・ヴァン・スーストに挑戦するもKO負け。再起戦となった7月のイ・ドギョン戦ではダウンを奪ったうえでの判定勝ちを収めるが、12月にはコムと対戦するも1Rにダウンを奪われ、無念の判定負けを喫した。今回は王座をかけてのリベンジマッチとなる。

 コムは昨年9月にSuhailey Albertusを破り、Enfusionストロー級(-52kg)王座を獲得。12月に小林を破り、RISE QUEENフライ級1位にランクインした。今年1月には「GLORY RIVALS 5」でジュリアナ・コスナルド(アルゼンチン)と対戦し、判定負けを喫している。戦績は18戦15勝2敗1分。

 計量後に行われた会見で小林は「12月に負けて、すぐにタイトルをかけてのリマッチを組んでいただいてありがとうございます。やっとこの日が来たかという気持ちです。う感じ。私は必ずこのベルトをもう一度巻くために、そして12月のリベンジを果たすために練習してきました。MVPもベストKOもベストバウトも全部かっさらう気持ちで明日はリングに立って戦いたいと思います」とリベンジを誓った。計量で約5カ月ぶりに顔を合わせたテッサの印象については「12月と同じようにいい目をしていると思います。ただ、今回は私の自信のほうが勝っていると思いました」とこの間の自らの成長に自信を見せた。

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 初防衛戦ということについては「いつもと違った感じはあると思います。52kgで戦っている女子選手はたくさんいるが、その中でもトップとして戦っているので、絶対に負けるわけにはいきませんし。テッサ選手はEnfusionの王者。私もこの前、オランダに行ってエンフュージョンで戦っている選手を肌で感じた時にやはり強い中で戦っているんだなと改めて実感しました。なので、テッサ選手に勝ってリベンジしてベルトを巻くということに価値があるのかなと思っています」などと語った。

 対するコムは「明日の試合に必ず勝つために来ました。KOで勝ちます。とてもハードだと思いますが、明日、楽しみにしてください」とこちらも必勝態勢。小林については「(12月と)同じですね。かわいいし、強いし。もっと強くなっていると思う。でも私も同じです」と語った。RISEのタイトルに挑戦することについては「とってもいいことです。RISEはものすごくレベルの高いイベントなのでとってもベルトが欲しい。明日勝ったら私は世界王者の気持ちです」とEnfusionストロー級と合わせての2冠王者に意欲を見せた。

 今大会から開幕する「RISE QUEENバンタム級(-55kg)王座決定トーナメント」に出場する4選手はいずれも規定体重をクリアした。

 準決勝第1試合で対戦する神谷優良(KKC)は「トーナメントの中では経験は少ないが一番いい試合をしたいと思っています」、聖愛(魁塾)は「ベルトを獲ることが目標なんですが、まずは1回戦に集中して勝ちに行きたい」、準決勝第2試合で対戦するKOKOZ(TRY HARD GYM)は「自分は本当はこの階級ではないが、この階級でも勝っていかないとこれから世界で戦っていけないと思うので、しっかり勝ってベルトを獲りたい」、村上悠佳(TEAM TEPPEN)は「ベルトのかかっているトーナメントの準決勝ですが、ベルトにばっかり目が行ってもダメだと思っているので、取りあえず明日しっかり勝って次につなげたい」とそれぞれトーナメントに向けての意欲を口にした。

 ベルトへの思いについても神谷は「空手でもベルトをもらったことがないので、今回、初めてベルトが掛かっていて、絶対に獲りたいと思っている」、聖愛は「前回、55kgで初めて試合に出場させていただき、再び55kgで呼ばれたということは少しは期待していただいているのかなというふうにポジティブにとらえながら練習してきたので、しっかり結果を出したい」、KOKOZは「ジムの田丸辰も宮﨑小雪もRISE王者で、ベルト自体すごくかっこいいので、欲しいと思っています」、村上は「キックボクシングをやっていて、トーナメント自体やって事がなくて。女子の選手がいなくて。やっとここまで、トーナメントができるところまで来れたので、ベルトが欲しすぎてしょうがないという感じです」とそれぞれ語った。

 この2試合の勝者が後日、スケジュールが発表される決勝で戦うのだが、決勝で戦いたい相手については神谷は「村上選手とやりたい。デビュー戦で村上選手とやって3-0で負けてしまっているので決勝に行ってリベンジしたい」と村上を指名。聖愛はどちらと対戦してもリベンジマッチになることから「どちらが上がってきても自分的にはいいストーリーになるかなと思っています。前回55kgで対戦した村上選手、52kgの時に対戦したKOKOZ選手、両方にやり返すいい機会だなと思っています」と語った。

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