井森は「大好き」、みちょぱは「スゴイぞ」と、切り口が違うと言えなくもないが、どちらもその魅力を語ることに違いはないはずだ。思うにこれは、対象を「女として見ているか否か」にもよるのではないだろうか。
そこで「みちょぱスゴイぞ芸人」を振り返ってみると…。
「今回は『スゴイぞ芸人』で統一していこうってことで、スタッフさんから言われたんですけど…僕はみちょぱが好きなんです」(ロッチ・中岡創一)
「僕はギャルが嫌いだから。ギャルじゃなかったらイッテます」(アンガールズ・田中)
しかし井森に関しては、
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「ホントにお綺麗な方なのに、いやらしい香りが全くしないじゃないですか。俺の中でミッキーマウスに並んだんじゃないかと」(土田)
「こんないやらしい俺がどっこも見なかったもんね」(さまぁ~ず・三村)
三村の発言は、収録前にトイレに行こうとしたところ、廊下で鉢合わせした井森に「私もいましてきて、いちばん上のボタン外しっぱなし」と声をかけられたことを指してのものだ。
こうしてみんなが一様に井森を「女として」意識していないと明かしており、この辺の熱量の差が原因のひとつのような気がするのだ。
彼女のアイドルデビュー時のキャッチコピー通り「まだ誰のものでもありません」と、いまだ独身でいることが信じられないほど「井森美幸は女性としても魅力的」と思っている私からすれば、「僕、いまだに『結婚したい』なら井森美幸さんですもん。あんなにお綺麗で、あんなにお話できて、みんなに好かれて」と語っていたTOKIOの松岡昌宏が、このメンバーの中に入っていてくれたらと思ってしまった。
まぁ今回は、事務所側からNGが出て8年間封印されてきた「ホリプロタレントスカウトキャラバン」オーディション時の、あの「伝説の水色レオタード」で踊るVTRが久しぶりに見られただけでも、貴重な回だったと思うことにしておこう。
(堀江南)