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【小祝さくらの思考回路】地元北海道のエスコンフィールドで一生懸命投げてきました!/ゴルフときどきタン塩⑯

みんなのゴルフダイジェスト

女子ツアー黄金世代の実力派にして天然キャラクター・小祝さくら。焼き肉のタン塩が大好きという小祝さくらのゴルフ回路を覗く異色エッセイ。第16話は、地元北海道の新球場・エスコンフィールドでの始球式。

実家近くに誕生した、エスコンフィールドHOKKAIDO

小祝さくらは、北海道出身だ。先月、大好きな故郷で大舞台を踏んだ。北広島市にある実家の近くに、北海道日本ハムファイターズの新本拠地「エスコンフィールド HOKKAIDO」が誕生。4月末の始球式「ファーストピッチセレモニー」に登場したのだ。

「ここのマウンドに立つことが夢だったので、お誘いを受けたときはすごくうれしかった。キャッチャーに届くように気持ちを込めて投げたいなって思っていました」

実は、このオファーが来る前から、勝手に「始球式」の練習はしていたらしい。そして、‟大役”が決まってからは、なぜか「イメトレ」に専念。親しい女子プロ、松森彩夏・杏佳姉妹と東京ドームに行き、芸人が行う始球式を下見したりもした。そして、イベント当日。今季も試合にフル出場中の小祝は、この日の北海道も日帰りだ。

ここは「北海道ボールパークFビレッジ」だけに、スタジアムでの野球観戦以外の楽しみ方があり、いろいろな場所を案内され、感動したらしい。

ゴルフよりも緊張、でも新球場とマウンドに感動しました

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「お昼は、用意していただいたトリュフベーカリーのオムライスがすごくおいしかったです」。パーク内にあるゴルフシミュレーションの‟打ち初め”も行った。シミュレーション乗馬は、ちょっと怖かったので「動かさずに乗りました(笑)」

「すごくかっこいい球場でした。今まで見たことがない感じで感動しました。皆さんにもぜひ行ってほしいですね」

スポーツ観戦が大好きなさくら。女子プロ仲間と、試合の合間に、全国の野球場に観戦に行ったりもする。横浜スタジアム、神宮球場、東京ドーム、福岡ペイペイドーム……。でも、地元の新球場は格別だったようだ。

いよいよファーストピッチ本番。少しキャッチボール練習をし、球団が準備してくれた、背番号「00」のユニフォームを着て、満面の笑みで登板した。

振りかぶって、投球フォームはなかなかだ。ややインコース寄りのストライクゾーン目がけて投げられたボールは、ワンバウンドしてキャッチャーミットに収まった。

「ゴルフより、すごく緊張しました。グラウンドから見る風景は初めてで、今まで練習したことを忘れるくらい頭が真っ白になって。バッターがいるのも新鮮でした。でも、ボールがちょっと届かなくて悔しかった。あと1、2ヤードだったんですけど(笑)」

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