ソチ五輪・平昌五輪金メダリストのフィギュアスケーター、羽生結弦さんの自叙伝『蒼い炎』シリーズ全4巻が40万部を突破。
これを記念して、「愛蔵版BOXセット」が7月6日に、扶桑社より発売されることが決定した。
5月26日(金)より予約をスタート。
印税はすべて寄付
『蒼い炎』は2012年4月に刊行。
2011年に起きた東日本大震災でホームリンクが被災し、全国のリンクを転々としていた羽生選手の助けになればと出版企画をオファーしたのが発端だ。
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羽生選手は、自身の印税をすべて損壊した「アイスリンク仙台」へ寄付することを希望。
これまでに、シリーズ累計40万部を超えるロングセラーの印税と出版社の売上げの一部は、同リンクを運営する加藤商会に寄付され、活用されている。
『Notte Stellata』を舞う羽生さん
プロフィギュアスケーターに転向した羽生選手が、東京ドーム単独公演を成功させるなど、新たなステージで羽ばたくまでを収めた第4巻の刊行と、シリーズ累計40万部突破を記念して、「愛蔵版BOXセット」が数量限定で販売。
今回その特製BOXと、オリジナルカバーのデザインを初公開。
BOXの表面は、震災の被災者へ鎮魂の思いを込めて、『Notte Stellata』を舞う羽生さんの演技写真。
特殊な加工が施された見えない翼から、羽が舞う様子が表現されている。