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やはり浦和レッズの右SBには酒井宏樹が必要だ 浦和の攻撃に厚みをもたらす男が決勝点を誘発

theWORLD

クロスからオウンゴールを生む

浦和レッズはルヴァンカップのグループステージ第5節で川崎フロンターレと対戦し、2-1と逆転勝利を果たした。この試合でケガから復帰して、ゴールに絡んだ男が酒井宏樹である。

ケガで戦線を離脱していた酒井が今節、メンバーに復帰した。サブからのスタートとなったものの、1-1で迎えた60分に馬渡和彰と代わって途中出場。浦和の右サイドに厚みを加える。

すると、その効果は結果となって表れた。89分、再三チャンスを作っていたものの、決め切れなかった浦和はカウンターから右サイドへ展開して酒井がボールを受ける。ゴール前に鋭いクロスを入れると、ジョアン・シミッチの足に当たってゴールへと吸い込まれた。

酒井離脱時は明本考浩が右サイドバックに入るものの、左利きであるためにこのような形からクロスを上げることができていなかった。右利きの酒井が入ったことに加え、もともと代名詞でもあった高速クロスが光り、オウンゴール誘発につながったのだ。彼がいるといないとでは、浦和の攻撃の厚みが変わってくる。

 
   

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