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男性は座っておしっこしたほうが良い? 座るメリット、調査でわかった世界各国の状況

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 イギリスの世論調査会社ユーガブが、世界各国で男性の排尿時の姿勢を調査したところ、国や年齢層によって、座る人と座らない人の割合に大きな差があることが判明した。座ってするほうが、精神的、肉体的な健康に役立つだけでなく、家庭を円満にするという主張が数多くあるが、受け入れられない男性もいるようだ。

◆イギリス、メキシコは座らない派 3割以上がノー
 ユーガブが調査を行った理由は、座って排尿するイギリス人男性の割合についてのデータがないとジャーナリストから指摘されたからだという。これを反省し13ヶ国で排尿のときの姿勢を聞いた。


 その結果、イギリス人男性は欧州で最も座らないことが判明。33%が「絶対に座らない」と回答し、「座る」は「いつも」と「ほとんど」を合わせて24%にとどまった。ポーランドでも33%が絶対座らないと答えており、「いつも」と「ほとんど」を合わせた「座る」は27%だった。

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 調査対象国で座る派が最も少なかったのはメキシコで、36%が座って排尿することがないと回答している。「いつも座る」と「ほとんど座る」は21%だった。

◆ドイツ人、日本人は家族思い? 座る派が多数
 一方、ドイツ人男性は「いつも座る」が40%、「ほとんど座る」が22%となり、最も座る人が多い結果となった。「絶対に座らない」は10%しかいなかった。

 実はドイツでは、「sitzpinkler(シッツピンクラー)」という、座って排尿する男性を揶揄(やゆ)する言葉がある。ユーロニュースによれば、ドイツ国内では男性は立つべきか座るべきかという議論があり、「シッツピンクラー」は男らしくないとされつつも、一部のトイレには立って排尿することを禁じる張り紙などがあるということだ。

 世代間の違いもみられた。ドイツ人男性では55歳以上のほうが18~34歳よりも座って排尿する人が多かった。反対にイギリスでは、高齢の男性のほうが座らない傾向が強く、オーストラリアやアメリカでも同様だったという。

 この調査では日本は対象とならなかったが、2020年の別の調査では、日本人男性の70%が座って排尿するという結果になっている。5年前の51%からアップしており、少なくとも日本では、男性のトイレ習慣は変わりつつあるとガーディアン紙は述べている。もっとも、調査の対象になっているのは家のトイレであり、外出先で小便器があったり順番待ちの列が長かったりした場合は、状況は変わるだろうとしている。

◆健康的で衛生的! 座るメリットは多い
 座って排尿することは、男性の健康に良いという研究結果も出ている。ライデン大学医療センターの研究者によれば、座ると膀胱(ぼうこう)がより速く、より完全に空になるということだ。また、座るほうが静かな空間で一息つくことができ、考える時間も持てるため、精神衛生上良いという意見も多い。(ユーロニュース)

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